栽培管理のコツが続かず申し訳ありません

結論すれば、最後の投稿以降これまでの「管理」は同じ作業の繰り返しです。ただ、混みあってきた葉や黄色くなった葉は取り払ってください。

この時期、花は最盛期に入りました。花カス落としも毎日必要で、2~3日空けると、虫の発生が見られます。また、花カスも黒く変色し、1つ1つ手で取らないと落ちません。

棚上部に葉が生い茂っており、強い日差しは避けられますので、1反1時間なので、是非頑張って、毎日行ってください。蔓はそろそろ切り取りを始めました。

花の付き方を確認し、余分な蔓は整理し始めて良いと思います。

トマト支柱で造ったL=20mの棚です。これでも10㎏程度収穫が見込めます
 
那須では9月20日頃までに咲いた花が収穫対象。まだまだ天井部から花がぶら下がります

現代農業9月号に掲載された私の記事の反響の大きさにとても驚いています。これまで、紙媒体で情報発信したことはありませんでしたが、「ネット社会」という言葉に騙されていたと感じています。インターネットとご縁のない方が沢山おられ、この豆を必要とする方の多くが、その方達と感じています。

この雑誌の信頼度が高い事も、大変に驚きました。「50年間読み続けている」という方、「現代農業の記事に間違いがない」「信頼している」と。その為、私の記事が間違いないとおっしゃるのです。信頼関係が出来上がっているうえでの会話ですから、皆さん素直に私の話を聞いてくれます。

数十年間にわたり農業を続け、日本の食を支え続けて来たこれらの方々が、加齢による、様々な身体的な悩みを解決する一助にと、この豆に注目し、更に、その期待は、切実な物を感じます。

この豆が、それらの期待に応えることができれば、と、祈るような気持ちでその結果を待っています。中には、既に症状の改善を感じ、リピートする方も出てきています。

北は北海道から南は沖縄まで、出会う事が奇跡なような方達と貴重な会話ができることに、執筆を依頼していただいた編集者の方に感謝申し上げます。さらに、八升豆のルーツといわれる沖縄のムクナ豆栽培者との連絡や宮古島に存在する「富貴豆」(台湾での呼び名ですが、宮古島でも同じ名で存在)を送っていただく事になっているなど、この豆の研究の一助になる可能性がある事も、この執筆の成果です。この夏は、人生で最も暑い「夏」でしたが、最も充実した夏でもありました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次