4月3日午後、Sさんご夫妻と2回目の打ちわせを行いました。4つのプランを用意しましたが、その内の2つをお勧めしました。2時間余りの打ち合わせでしたが、キッチンの配置以外はとても気に入っていただき、そのプランを基に見積もりをお出しすることにしました。
見積もりを出すために、フィンランドのNIINIKOSKIに送る図面は各階平面図・各壁の納まり図・1・2階根太伏図・垂木伏図、それに部材一覧表です。
今回は窓と室内扉はアメリカ製を使いますので、すべてのサイズを書き出し、用途ごとに種類を決めました。
基礎工事はいつもお願いしている(有)高久工業さんに見積もり依頼を出しました。
これに、建築工事にかかる各工種ごとの金額を積算して「請負金額」を算定します。
現在作成中ですが、坪単価50万円を下回る金額に収めたいと思っています。(このところのユーロ高が気になります)
(今回は、地震による建て替え工事ということで、特別価格です)
無論、価格が安い=品質が悪い・・・ということはありません。
ログは115mmx178mmラミネートログ、根太は50mx150mm、垂木は45mmx195mm、野地板は19mmx95mm、天井板は15mmx120mm(軒裏天井板も)
床板は28mmx95mmなど、すべてフィンランド産欧州赤松を使用します。屋根は不燃アスファルトシングル、建具はマービンインテグリティー、天窓はVELUX。
天井裏と床下はスタイロフォーム50mmとグラスウール100mmを重ねて使用します。
昨日、4月10日9時から被災したS邸の太陽光発電用パネルの取り外しと、室内に散乱した物の片付けを行いました。パネルの取り外しは、木澤電設さんにお願いしました。
木澤さんにはこれまでログ建築に際して仮設電気の設置や繫ぎ込み、また、ログキャビンのエアコン取り換えやTVアンテナ設置などお願いしてきましたが、とても親切・丁寧な電気屋さんです。
今回も、高所作業車と2tダンプを持ってきてくれ、パネルの取り外しは無論、壊れた瓦はダンプに乗せ処分場に、屋根に残る瓦約1000枚を作業車を使って地上に下ろしてくれました
(落下して壊れた瓦は2tダンプ2台分ありました)
作業範囲をはるかに超えた大サービスです。「仕事」を超えた木澤さんの好意にSさんも紹介者である私も「感謝!!」
片づけ作業には昨年からセルフビルドされているSHOさんも参加してくれました。先日、伺った際「ボランティア参加をお願いします!!」と言ったところ、快く承諾いただきました。
あさ、9時から午後6時過ぎまで。本当にお疲れ様でした!!ありがとうございました!!
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