昨日は、地元の方が見え、本日は千葉県からお客様をお迎えしました。地元の方は、移住した若いご夫婦で「ムクナ豆栽培で食べれる農業の実現」を目指す私の後を追いかけようと、今年は「実証実験」に挑戦します。自生苗10株をお持ち帰りになりました。
千葉からお越しの方は、定年を前に、第2の人生をどう歩むか検討中で、農業実習なども実践中ですが、私のHPに興味を持たれ、わざわざ、遠路お越しになりました。9時半から11時半まで約2時間、圃場見学と栽培に関するお話や、6次化に当たっては、ムクナ豆に関する知識だけでなく、病気に関する知識も必要な事をしっかり説明させていただきました。
相手の方の「やる気度合」で、私の話は大いに変わります。熱心であればあるほど、深くくさびを打ち込むようにこれでもかと・・・しつこいくらい
現役時代にムクナ豆栽培(6次化を含む)を志す事は、とても重要だと思っています。それなりの栽培技術や加工技術の他にも、ある程度の販路のめどを立てておくことが必要です。収穫したムクナ豆をいきなり「道の駅」で1kg8000円と売っても買い手は付きません。ネット通販で売ると言っても、色々な出品者が多数になってきているので、早々は売れません。
何よりも重要な事は「ムクナ豆は人類を救う」と言った私の信念のような、この豆に対する強い「こだわり・確信」が必要と思っています。まずは、身近な人たちに「配り」「試していただき」その中に、「すごい豆だ!!」と実感する人を多く作る事です。初めは、収穫した「生豆」を煮て、次は焙煎し・製粉した「きな粉」で、配りまくってください。(焙煎は珈琲ロースター・製粉はコナッピーなどを揃えても10万円で一式揃います)
出来れば、老人施設や介護現場・医療現場・体操クラブ・整体・鍼灸などに係わる人に試してもらう事で、「実感する人」を作っておきます。栽培にも50万円くらいの資材費が掛かりますが、現役なら1回のボーナスで賄えます。
3年後くらいを見据え、実技を身に着け知識を蓄え、仲間を作り、人に感謝される、満足感溢れる第2の人生を歩んでいただきたいと思います。
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