今年も師走となり、この一年を振り返る事にしました。(少し早いですが)
貸別荘業が主たる収入源ですが、「農業」(ムクナ豆栽培・加工販売)やコーヒー焙煎豆やドリップパックの販売、ムクナきな粉入り黒糖カステラの販売も始めています。(コーヒーやカステラ販売は、HPに載せていませんが、かなり好評です)
貸別荘業(旅館業)は、コロナの影響をまともに受け、例年の7割の売り上げですが、昨年よりも3割増加していますので、それなりの健闘をしています。
運営する貸別荘3棟は全て、ゲーブルエンドのログハウスで、セルフまたはセミセルフで建てましたので、思い入れはとても強く、20年以上経過してもその存在感は増すばかりと自負しています。
とはいえ、経年劣化する屋根や木製建具(主に窓)、それに外壁塗装などは、3年かけて張替えたり、取り替えたり、塗装をし直したりしました。
まだまだコロナが収まりそうにありませんが、栃木県の補助を受け、各棟に「光触媒」を利用した除菌脱臭機を設置し、より安心してご利用いただけるよう整備しておりますので、特に「ファミリー・カップル用別荘」として、ご利用いただければ幸いです。
「健康寿命の延伸」や「衰退する農業に歯止めを掛けたい」との思いで始めたムクナ豆栽培・加工販売は、コロナ禍における「健康志向」の高まりと相まって、販売額が前年の2倍になっています。
更に、栽培を目指す方達(個人の農業者や農業法人・株式会社等)がとても増えていることに注目しています。私も沖縄(石垣島)から北海道(札幌)まで、多くの農家や企業に「種」をお送りしています。
ネット検索しても「ムクナ豆」で多くのサイトが表示されますし、ネット通販やメルカリなどでも出品されており、その急激な広がりを感じています。
しかし、一方で「ムクナ豆」をよく理解しないまま、販売している方もいられるようで、とても心配しています。「豆は売るけれど、よく分からないので、ネットで調べてから食べてください」などは、この豆が「高機能食物」で、食べ過ぎれば「害を及ぼす」事を認識していないと思わざるを得ません。
ムクナ豆(八升豆)には、L=do-pa というドーパミン(脳内神経伝達物質)の前駆物質が4%~4.5%含まれており、加熱処理しても2~3%程度含まれていると考えられます。そうであれば、焙煎したきな粉を3g食べれば、計算上60mg~90mgのL-do-pa を摂取することになります。
一方で、L-do-pa の1日当たりの最大摂取量は1g~1.5gと言われており、安全に食べていただくには、この事を認識しておく必要があります。
更に、3g食べても下痢をする方もおり、ご利用にあたっては、ご自分の体に合う摂取量をご自分で確認しながら探し当てることが必要だと思っています。
ムクナ豆を「食べたいけれど、食べ方が難しい」と思われる場合は、お気軽にお問合せ下さい。なお、今年生産の「新豆」は、昨年より1ケ月早く販売を始めました。また、焙煎きな粉も新豆を使用しておりますので、是非ご利用ください。
5月に貸別荘をご利用いただいた方が、私の生まれ育った横須賀で老舗の和菓子屋「西浦賀の精栄軒」の4代目店主だと判り、初対面でしたが、話が弾みました。この会話の中で、「将来、ムクナきな粉を使ったお菓子を作って販売したい」との私の希望が、この出会いの後、間をあけずに実現したのです。
6月から試作品の製造が始まり、12月までに10回、1700個のカステラ(個包装)を提供・販売してきました。
ふわふわ・もちもち・しっとりした「ムクナきな粉入り黒糖カステラ」をどうぞよろしくお願い致します。1つ200円(税別)で予約販売中です。
カステラとの相性の良い「自家焙煎(ハンドロースト)珈琲豆販売」と便利な「ドリップパック珈琲」(12g)の販売も目標額に達しました。
ハンドローストも1000回を超え、豆の種類ごとに適した焙煎度合いや、無限に広がる「ブレンド」の楽しさに浸っています。
小さな焙煎機から始まり、この1年は、400g(生豆重量)程度のサンプルロースターを使ってきましたが、出来上がりの豆が320gと、中途半端なため、900gまで煎れる新しいロースターを購入しました。
ハンドローストの魅力は、煎り具合を五感で感じながら、絶妙のタイミングで煎り止めるその面白さです。そして、それが予想通りの香りや味であれば、最高です!!
200gの袋詰めで800円から1000円。ドリップパックは12g入り150円から180円で販売しています。(全て予約販売です。炒りたてをお送りします)
豆は、ブラジル・コロンビア・マンデリン・エチオピア・タンザニア・ケニアをメインに、コスタリカ・エルサルバドル・ニカラグア・ホンジュラス・ラオス・パプアニューギニアなどを取りそろえています。プレミアム及びスペシャルティグレードです。
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