山荘の修繕が終わりました

2月15日の強風で、隣地(東京の生協所有地)の松の大木が折れ、「山荘」を直撃した事故から2か月半。屋根とそれを支える桁・母屋の一部を破損し、傷ついた「山荘」は、ようやく完全復旧しました。5月からは安心して皆様にご利用いただけます。

この間、折れた桁や母屋(ログ6本で構成)を完全に取り替えるか、補強することで、破損した垂木や下地板及び屋根を修繕するか、大いに悩みました。

結論を言えば、「補修」することで復旧しました。

折れた6本のログ部材を製材し、現場に搬入することの困難さや折れたログまで全て外し、新しい物を入れ直し組み上げるという、膨大な手間、それに係る期間や費用(足場を掛け、屋根を取り外し、2階の天井や建具を取り、ログ材を外し、2階床・根太を壊したうえで、ログを取り替え組み直し、床・天井・電気配線・屋根工事)を考えると、諦めざるを得ませんでした。

これらの工事に係る費用の見積もりを依頼するだけでも1月以上かかりました。また、桁と母屋を補強する「金物」は強度が十分確保できるステンレス製の物を特別に作っていただきましたが、その設計や製作に1月費やしました。

修繕に係る費用は全て私が入っている保険で賄えました。しかし、自然災害とは言え、被害を与えた「木」の所有者である隣地所有者からは、2度電話連絡を頂いただけで、補修の申し出や謝罪が一度もなかったばかりか、2か月半も経つのに残っている松の大木(地上10mほど)の伐採(いずれ腐って倒れます)すらしていない事です。

「生活協同組合」といえば、「庶民の味方」などという印象を持っていましたが、その組織に所属する「人」は、基本的な「人の心」を持っていないようです。

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