10月2日、ログキャビン彩1stを会場に、ムクナ豆講演会を開催しました。
ムクナ会広報担当で、長崎大学客員教授の三浦左千夫先生を講師にお招きし、約
2時間半にわたり、アットホームな雰囲気の中での講演会でした。
講師の三浦先生は、南米特有の「シャーガス病」研究の第一人者としても有名
な方で、ご多忙にもかかわらず、この日のためにスケジュールをあけ、ボランティア
で講演してくださいました。この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
シャーガス病は、トリパノソーマ原虫という寄生虫を原因として発症する病気で
世界で1年間に12000人の方が死亡しているそうです。
日本ではなじみがありませんが、南米からの移住者や仕事のために滞在している
人は20万人以上いるため、り患している人が存在する可能性は相当高く、一方、
シャーガス病自体が知られていないため、原因不明で死亡する人もいるそうです。
潜伏期間が30年にも及ぶそうで、発症は3割、その内死に至るのは1割だそうです。
さて、参加された方は、ご近所のムクナ豆愛用者や生産者、東京、群馬、福島からもパー
キンソン病で苦労されている方達が参加されました。
日頃、不安に思っていること、薬とムクナ豆の併用や、その摂取量、食べ合わせ
など、質疑応答では切実なやり取りが行われました。
群馬県で奥様のために「ムクナ豆栽培」に挑戦されているKさんご夫妻が参加され、
収穫したムクナ豆を「やっとこれだけ採れました」と持ってきてくれました。
種や苗をお分けした方が、このようにできた豆をお持ちいただいたのは初めてで、
とても嬉しく思いました。同時に、着実にムクナ豆を栽培・収穫し、利用される方が
増えていると実感しました。
会終了後、先生とは夕食をご一緒し、今後のムクナ会の活動について、法人化や
会運営の体制などお話しさせていただきました。
ちなみに、「那須ムクナ豆ファーム」は「ムクナ会那須支部」を担えるよう、努力
していきたいと思います。
今回の講演会開催に当たり、設営・準備・運営・片付け全体にわたりご協力いただいた
小国夫妻と妻に感謝します。
なお、当日、参加していただいた方達には、「ムクナ味噌」、「ムクナきな粉」、
「コーヒードリップパック」をお土産としてお持ち帰りいただきました。
参加者の皆様、ありがとうございました!!!
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