順調な「ムクナ豆」の生育状況

今年の9月は日照時間が極めて少なかったため、ムクナ豆の栽培はとても気がかりでした。

ところが、昨年に比べて生育状況は良く、路地物のフロリダベルベットビーン(FVB)は熟成し始めたものが現れています。

気温が高い日が続いたことが、その主な原因と思われます。

温室内の国産「八升豆」は、既に半分ほどを収穫し終わり、乾燥を済ませました。
これで、来年用の「種」は確保しました。

現在は、毎日、虫食い莢を摘果し、未熟豆を取り出して、茹でて冷凍保存の作業を続けています。
この「茹で豆」はソラマメに似た味で、思わず食べ過ぎてしまいそうになります。

虫食いは2割ほどにも及びます。「アズキノメイガ」の幼虫が莢の中に入り込み、5粒中、1~2粒の豆を食害します。
この為、3粒は無傷で「収穫」。美味しくいただいています。(未熟豆を茹で豆で食べられるのは、栽培者の特権です)

害虫は、有機農法上も、その使用を認められている、B/T剤での駆除も考えましたが、「無農薬」にこだわっています。

昨年は11月中旬まで栽培しましたが、今年は10月中に収穫予定で、その後、乾燥、種の取り出し、選別を経て、販売します。

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