お別れです

これまで公私にわたりお世話になってきた木戸さんご夫妻が那須を離れることになりました。

とても残念で寂しくなりますが、これからもお二人仲良く古都の生活を楽しんでいただきたいと思います。

木戸さんが那須に来られてから丁度10年。なぜ再び「都会」に戻られるのか?これから那須(田舎)暮らしを検討されている方の参考になるかもしれませんからちょっとご紹介します。

直接のきっかけは、ご主人の入院と大雪が降った時期が一致した事でした。除雪がままならず奥様が病院に行く事が大変に困難でした。

木戸さんのお宅はいわゆる「別荘地」ではなく、県道から400mほど入った林の中です。お隣のYさん宅を除けば周囲200mに5件ほどの住宅やお店がある立地ですが、那須ではごく「普通」です。

しかし、道路は通り抜けができない「位置指定道路」のため、通過交通がなく町でも除雪作業はしてくれません。
買い物は全て車で行かなくてはならない場所で、車が使えない状態になったら・・・・

その後何度か入院されたご主人の状況から、徐々に「車」がなくても生活ができる『都会生活』への回帰の念が強くなったようです。

終の住処と考えている私の住環境を振り返ってみると、バス停まで徒歩15分。7-11まで20分。郵便ポストと喫茶店は25分。食堂へ7分。MAXバリューまで車で7分。病院は車で5分。・・・車が使えなくなったら「生協の宅配」(今でも利用している)。病気は「救急車」。・・・・これならずーと(少なくとも私が生きている間は)暮らしていけそうです。

昨日、お世話になった木戸ご夫妻を感謝の気持ちを込めて「昼食」にご招待しました。場所は知る人は知る「G&S MIYACHI」。
私の住まいから徒歩5分ほどの「松涛苑」別荘地の中にあるイタリアンレストランです。木曜から日曜までの営業で、昼食・夕食ともにお客様は1組のみ。

100年以上経った古民家を福島県から移築したもので、環境デザインご専門で一級建築家らしいご主人のこだわりが感じられる「お店」です。
実はこのお店、昨年来Tさんご夫妻と息子さんのきみさんをご招待して会食しようと「予約」を入れたのですが、都合が悪くなりキャンセル。その後、タイミングが合わずに今日まで実現していなかった「特別なお店」なんです。

今回、木戸さん移転のお話があり、急遽我々だけが「実現」したわけです。Tさん達とは改めて「挑戦」したいと思います。

料理は本格的イタリアンコース。前菜2品、魚は鯛の焼き物、肉は牛筋肉の煮込み焼き?、パスタ、デザート、エスプレッソ。

どれも大変に美味しくいただけました。しかも、気取らないオーナーシェフと奥様との会話、古民家の太い柱や梁と芦野石の「土間」漆塗りが鮮やかなデザートカウンターのコントラストは見事な雰囲気。また、箸で頂くイタリアンにも驚きでした。

先日、北海道にお住まいの方から「パンフレット請求」のメールを頂きました。

そのメールによれば、私のHPを以前からご覧頂いていたとのこと。5年くらい先にはログハウスをセルフビルドしてみたいこと。
そして、パンフレット請求のきっかけが、ニセコでセルフビルド中のSさんと知り合い、そのログを見学された事とありました。

手前が20㎡の小屋。後ろに見えるのが約60坪の母屋。 前後両サイドにテラスがあり、棟の長さは18mのS邸。

手前が20㎡の小屋。後ろに見えるのが約60坪の母屋。
前後両サイドにテラスがあり、棟の長さは18mのS邸。

時間は沢山ありますから、是非色々なログハウスをご覧いただき、ご自分が求める「物」を実現できるログハウスをお選びいただければと思います。(無論、NIINIKOSKIのログもその検討のひとつに加えていただければ幸いです!!)

そういえば、Sさん・・・・どうしているか??

本日は朝からKさんのログ現場に排水管施工の説明に伺いました。私の勘違いから便器や洗面化粧台が届かず、配管のルートを決め、塩ビマスや配管を仮置きしてみました。

また、床板の張り方の「コツ」をお話しました。午後からは「山荘」の掃除をこなし、4時からは11月予定のKさんの現場で高久さんと施主のKさんご夫妻とともに建物位置を確認し、基礎見積りをお願いしました。

このHP更新中には千葉のK’さんからエレキホール位置を示す図面がFAXされてきました。これから月末月始に掛けて、4棟の荷下ろしとミニログの建築、そして、2棟の図面作製と今年最大の「山場」を迎えます。

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