かねてからご招待を受けていた八ヶ岳地域(北杜市明野)にログハウスをセルフビルドされた国府田邸にお邪魔しました。国府田さんからは6月に「完成の喜びを森さんと分かち合いたい」とのメールをいただきましたが、「期間厳守」の建築を請け負った事もあり、今日まで延び延びになっていたものです。
6日の午後4時近くに到着すると、若い女性がガーデニング衣装に身を包みなにやら作業?をしています。夕刻近くで気温もかなり下がっていましたので、「何をしているのだろうと」声を掛けると、娘さんの「あきちゃん」(失礼!、もう立派な女性ですが娘と同世代なので、つい・・・)でした。
初めてお会いしましたので、自己紹介をしていると、ベランダにお父さんが現れ久々の再会となりました。「森さんの完了検査を受けないと区切りがつかない」ということで、早速ログを隈なく拝見しました。
完成までのご苦労話をお聞きしながら気が付いた点などをお話しましたが、私がはじめて建てたログハウスよりはるかに良い出来でした。また、奥様がインテリアコーディネーターということもあり、ステンドグラス・カーテン・照明・アンティークの調度品や小物がセンス良く配置されていました。
暫くお話をしていると「森さんお風呂をどうぞ」と勧められるままバスルームへ。そうです、このバスルームには設計段階で何度も国府田さんご夫妻とやり取りをした思い出があるのです。
それは、バスルームに西・北2箇所の窓を付け、八ヶ岳と南アルプスの眺望を同時に楽しみたいというご要望に関するものでした。ログハウスは壁構造ですから、開口部を設ける場合には「制限」があります。また、セトリングの影響を受けやすい「ユニットバスの窓」は、できれば付けたくありません。(私の考えです)
結果、湯船から八ヶ岳が見えることで決着しましたが、まさに私がその状況にあるのです。
お風呂から出ると、ご主人が蕎麦打ちをしている最中でした。ご自分のブログ(アキちゃんの?)で「蕎麦打ちのまさ」(http://ameblo.jp/pappatalo/)のコーナーがあるくらいの腕前です。
お世辞抜きでプロ級の腕前です。 とても美味しくいただきました。燻製も目の前で揚げていただいた天ぷらもご馳走様でした。地元ワインも美味しかったです!!
今日の朝食は薪ストーブで焼いたパン。自家製洋ナシソース付きヨーグルト、自家製野菜のサラダ、自家製アップルジャム(昨晩は11時過ぎまでアキちゃんがジャム作りに精を出していました)。心温まるおもてなしに心から感謝いたします。
ログハウス販売を通じ、人の輪が広がる事を実感しますし、温かい人の心に接して大きなエネルギーをいただいていることに幸せを感じます。
国府田さんと私は同い年。これからの八ヶ岳での活動に是非ログハウスを加えていただきたいと思います。このエリアには高根のS邸、富士見のY邸、原村のK邸と合わせて4棟のログ販売実績があります。
Sさんは既に9年間この地にお住まいですし、それぞれの方達の建築に際して関わった人脈を生かし、ログ販売拠点になっていただければと期待しています。
皆さんに見送られ、朝10時過ぎに出発。中央道ー圏央道ー関越道ー北関東自動車道ーR-50号ー東北道コースで2時に那須の我が家に戻りました。
充実の2日間でした。
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