値上げラッシュが続いている昨今の状況で、ムクナ豆(八升豆及びFVBの生豆)及び焙煎きな粉の値上げをするのは、本当に心苦しいのですが、来年1月1日以降販売する生豆は1Kg8000円(税抜き)に、焙煎きな粉は100g1600円(税抜き)に価格を改定いたします。
2015年から本格的に栽培をはじめ、昨年の確定申告で、初めて数万円の黒字を計上しました。今年は、昨年に比べ1.7倍ほどの売り上げになっており、お客様の数も延べ2000名を数えます。
今後、益々ムクナ豆に対する需要は増えていくと思われますが、私の年齢(来年は6回目の年男)と、ムクナ豆栽培や生豆及び加工品の安定した継続的販売を合わせて考えると、後継者問題は喫緊の課題と言えます。
幸いにも、娘夫婦が「貸別荘業」を継ぐことになり、「ムクナ豆事業」も併せて引き継いでもらいたいと考えています。その為には、事業継続が可能な「適正な販売価格」にさせて頂く事が必要と判断しました。
私のムクナ豆及び関連商品に対する基本的な販売価格の根拠は、「汗して働く生産者が食べていける事」「消費者になるべくお求めやすい価格で提供する事」の2点です。この相反する2つの事由の妥協点を今回の価格に反映しました。
農薬を使わず、有機肥料の自家栽培(一部は協力農家さんから買い入れ)のムクナ豆(生豆)やその豆を自家焙煎し製粉・袋詰めまで一貫して行う焙煎きな粉は私の気持ち(お使いいただく皆様のお役に立てれば幸い)が入った、安心してご購入いただける商品と自負しています。
一方、昨年から販売している「ミクロパウダー」は、焙煎きな粉よりもL-do-pa の含有量が約3割多く、1g当たり44mgありますので、「健康維持」というよりは「なにがしかの症状」がある方にお勧めの商品です。こちらは、私の生産したムクナ豆を特許技術の製粉機械を持つ会社に製造委託した物で、100g当たり2500円(税別)で、継続販売中です。(こちらは、卸販売もしていますので、お問い合わせください)
コメント