遠来のお客様

先日、見積り書をお出しした、香川県のBさんご夫妻が今し方お帰りになりました。昨年来メールと電話で何度かやり取りしていますがお会いしたのは初めてです。香川県からは約800Km 、こんなに遠くまでお客様に足を運んでいただける事に深謝。

これまでの経過では、ご商売としてお客様のログハウスを建てるための打ち合わせと思っていました。しかし、奥様ご同伴ということもありお聞きしたところ、今後の事も視野に入れ、「まずは自宅のセルフビルドに挑戦する」ということでした。

こういう考え方をする方は多くいても、「実践」に移す方はそうはいません。まして、相手は「ログハウス」。しかも、50坪を超える大物です。(かく言う私も「実践者の一人」ではありますが、こんなに「大物」ではありません)

10日の木曜日1時に那須塩原駅にお迎えし、先ほど帰られるまでの3日間で延べ13時間余りの打ち合わせ及び数棟のログハウス現場見学をこなしました。(こう書くと、大変に長時間のように感じますが、あっという間の3日間でした)

お越しいただく2日前に2度目のプランの図面をお送りいただいていましたので、このプランを元に詳細の打ち合わせとなったものです。

初日は、完成したばかりの那須塩原市のOさん宅を30分ほどかけてじっくり「観察」。その後、昼食は那須街道沿いの「ウブドかん」で、お米の粉で出来た「うどん?・ソバ?・ラーメン?」をいただきました。(このレストランも変わってはいますが「ログハウス」です・・はじめて頂きましたが、なかなかいけます)

長旅ですから、一度キャビン2ndで「呼吸を整えて」いただき、その後、夕食をご一緒する事にしました。

休んでいただいている間に、「鶏の丸ごと焼き」と「ピザ」を取りにキャンプキッチンに行き、久しぶりに萩庭さんともお話をしました。
このHPでも紹介(リンク)している、山のレストラン「キャンプキッチン」の料理は皆さんに紹介はしていましたが、実は頂くのは初めてです。(美味しいという、「うわさ」はかねがね聞いていました)

鶏の丸焼きと付け合せの野菜

鶏の丸焼きと付け合せの野菜

石窯で焼く自家製ピザ

石窯で焼く自家製ピザ

ハンドクラフトのバターナイフ

ハンドクラフトのバターナイフ

萩庭さん製作の石窯で焼くこれらの料理は、絶妙な味付けと相まって大変に美味しいものでした。持ち帰って夕食まで1時間ほど経過したものを頂いたのにも拘らず美味しいという事は、出来立てはどれほど美味しい事か!!次の機会には、山奥のレストランまで出向いて、「アツアツ・サクサク」のものを是非いただきたいと思います!!(萩庭さんは、天然木の良さを生かしたテーブルセットからバターナイフまでいろいろなものを製作・販売していますから、興味のある方は是非尋ねてみてください!!・・ちなみに頂いたバターナイフは大変に使いやすいものでした。)

食事をしながら3時間ほどログ談義に花を咲かせました。

翌日は、朝はゆっくり休んでいただき、11時から出発。初めにKさんのログ。外から見学させていただきました。次いで、長根尾さん宅へ。丁度お友達が見えていて、地下に保管されていた土台材などを外に運び出している最中でした。自己紹介が終わると「どうぞ、どうぞ。ご自由にゆっくり見ていってください」と。3人であちこち見学していると、しばらくして、「珈琲でもどうぞ」と運んできてくれました。・・・いつもは作業に忙しくこういった「サービス」は無い筈なのですが・・・今日はBさん婦人(若くて美人)が同伴のためか・・・

長根尾さんのログは2階の壁を1mほど立ち上げています。今回のBさんのプランにはドーマーが2つ付いていましたが、私はこれをやめ、2階壁を1.6m立ち上げるプランを提案をしていましたので、ここで「実感」していただきました。

2階の根太を通したままの吹き抜けや室内に取り付けた窓の状況。ストーブ用のレンガ積みの状態。階段の収まり方。1.25坪タイプのユニットバスの設置状況。などなど、長根尾さんの解説付きで1時間ほど見学しました。

同じ別荘地に建つYさんのお宅は、丁度お昼時に重なったため、ご挨拶だけさせていただきました。

その後、一旦自宅に戻り、妻を乗せて昼食に。池田の交差点に近い「小椋」は、こだわりの「お蕎麦屋」さん。香川県は「讃岐うどん」で有名ですが、お蕎麦で対抗しようというわけです。

シーズン中は繁盛していて、なかなか入れない「小椋」ですが、この時期はゆっくりお蕎麦を楽しめます。私は余り得意でない「蕎麦」ですが、ここはお勧めの一店です。

次はHさんのログ見学。2階の壁を2.2m立ち上げた総2階建て約70坪の大物です。Bさんのプランもかなりこれに近いため、ご自分のログの外観イメージを見ていただきました。

次いで、那須街道沿いのTさんのログへご案内しました。Tさんは天井張りの真っ最中でしたが、手を止めてしばしお付き合いいただきました。この現場では、床の構造や天井の断熱材の充填の様子などをご覧頂きました。

事務所に戻り、8時過ぎまでプランの詰めの打ち合わせ。間仕切りの変更を含むおよその変更点を洗い出しました。奥様もご自分の意見を随所に盛り込みながら纏め上げていきました。

本日も11時から2時過ぎまで、建具のデザインや窓サイズ・種類など、詳細部にわたり検討し、ほぼ全体のぷらんが固まりました。

早急に図面を作成し、確認をしていただいた上で見積りを取ります。場合によっては、今年初めてのログは香川県に建ちます。

7日の月曜日、庭で畑造りをしていると、黄色の可愛いバイクに乗った方が事務所前に止まりました。「ログハウスを販売しているのですか?」と。・・・聞けば、那須で「ペットのホテル」を経営されているとか。

現在もハンドカットのご自宅に隣接して、ハンドカットの犬舎をお持ちだそうです。「ログハウスは、ペットにとっても大変心地よい」とおっしゃっていました。

それでは、と、お上がりいただき、珈琲ブレイク。犬舎が手狭になったので、新しくもう1棟建てたいと言うお話でした。お話をしている内に、ログキャビンを最もご利用いただいているMさんファミリーが利用している「ホテル」だという事が分かり、「いや~、世間は狭いですね」と、お互いに。

10日の木曜日、「昨年の3月に初めて「ログキャビン彩」のHPを知って以来、楽しく読ませていただいています。」と埼玉県在住のWさんという方から初めてメールを頂きました。

こういうお便りを頂くと、改めてこのHPを綴っていて良かったな!と思います。

無論、私にとっての唯一の「営業」(ログ販売)ですから、止めるわけにはいきませんが、PCに向かって書くその「姿勢」にはやはり、ムラがあります。「更新しなくては」と義務的でなく、読んでいただける方を意識し、自身の「感動」を素直に表現するよう今後も続けて行きたいと思います。

また、Wさんは「ともかく、一度ログキャビンを体験してみたい」と、近日中にご利用の意向を示されましたので、お越しの節はゆっくりお話できればと思います。そうそう、「珈琲のプロ」とおっしゃっていましたので、其の機会に珈琲の美味しい入れ方を是非教えていただこうと思っています。

岐阜で7月下旬に着工予定の友人のK氏からCAD図面作成の指示がありました。さっそくNIINIKOSKI に作成を指示。なにやら、にわかに春めいてきたようで、わくわくしてきました。

春眠暁を覚えずの・・・ひたすら眠りたい!!ゴン

春眠暁を覚えずの・・・ひたすら眠りたい!!ゴン

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