私たちにできる事

私がログハウスと関わりを持って16年が過ぎました。
ログハウスに憧れたのは、家自体が「自然」そのもので、その中に抱かれると「安心」で「優しく」そして「安全」だと直感したからです。

また、私でも自分の手で自分の住まいを建てられるという、「究極の達成感」を得られると思ったからなのです。

そして、「地震に強いログハウス」という「一般論」は、今回の大震災でも確実に証明されました。それは、私が販売したログハウスに一棟も被害がなかったということです。

これまでに販売したログハウスは大小合わせて53棟。北海道から愛媛県まで全国的に広がっています。

今回、震度6を記録した宮城県名取市や岩手県一関市、福島県西郷村に各一棟、那須町周辺では約30棟が建っています。

もっとも心配をしていた名取市のTさんと一昨日やっと連絡が取れ、無事であることが分かりました。

7.8mx11mの2階建てログハウス本体は全くの無傷でした。津波は自宅手前3kまで迫っていたそうです。食料やガソリンが無い中、20k離れた職場まで自転車で毎日通勤しているそうです。
保存していた乾麺などで凌いでいるようですが、「もう、限界」状態だそうです。県職員のため、避難することもできず、かといって、食料などの配給もなく往復40kを4時間かけての通勤は本当に大変だと思います。

宅配便もないため、こちらから送ることもできず、ただ「頑張ってください」としか言えませんでした。

一昨日、郡山市から「避難」してきたKさんご一家。「心配ですが、仕事があるので戻ります」と今朝自宅に戻られました。

「余震でもほとんど揺れず、快適でした」「ログハウスは憧れだったのですが、値段が高く建てられませんでした」と、奥様。「また、お世話になるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします」
 
一昨年8月に22坪の平屋建てログハウスの引き渡しをした那須町のKさん。「大丈夫でした?」と、お電話をしたところ「ログは強いですね!!全く問題ありません」と。

しかし、お隣の娘さんご一家の自宅が「半壊」とのことでした。

その娘さんからお電話があり「自宅はもう住めないので、取り壊し、父と同じログハウスを建てたいので、相談に乗ってほしい」というものでした。

27日の日曜日に娘さんご夫妻との打ち合わせをする予定ですが、「非常事態」ですので、極力安く建てられるように努力したいと思います。(手抜きは一切ありませんのでご安心ください)

私は個人事業ですので、ログハウス輸入は私の利益を圧縮すればよく、建築はシルバーログビルダーズ(これまでに私のログハウスを購入され、セルフビルドをされた方たち)の皆さんに協力していただければ、
工期を短く、費用を抑えることが可能と考えています。

もちろん、これまで同様、大工の棟梁や屋根屋さん電気屋さんなど専門家も参加しますので、ご安心ください!!

プランが決まれば、最短二か月半で着工可能です。

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