10月18日、那須地方に初霜がおりました。例年より3週間、昨年よりも2週間早い初霜です。
今回は気温が3℃と氷点下にならなかったため、ムクナ豆への影響はほとんどありませんでしたが、この週はいつ次の霜があってもおかしくない予報だったため、やむを得ず、八升豆の収穫作業を始めました。
第一圃場は2反の面積がありますが、ハウス2棟とトラクターなどの格納ハウスがあるため、実質1反6畝ほどで、幅2.2mX長さ33mX高さ1.9mの棚6個を設置しています。
その他に「トマト支柱」を使った棚が2つあり、これら全てで110株ほどが収穫対象株として成長しました。(20株ほど「根きり虫」の被害にあいました)
1日1列の作業で、収穫用コンテナ(幅50cmX奥行35cmX高さ30cm)約20杯分(約350Kg)となり、これを追熟・乾燥用のハウスに搬入します。
18日と19日は1人で作業を行い40杯ほどをハウスに搬入しましたが、これでは間に合わない(週末に次の霜予報がありました)と悟り、いつも応援してくれるKさんに手伝っていただく事にしました。さらに22日からはSさんの協力を得て、週末には圃場全ての熟成した豆約100杯分(1.7t程度)を収穫し終わり、さらにそのうちの9割ほどを干し終わりました。
幸いにも次の強い霜は24日の日曜日だったため、今年の豆は「冷害」に合わず、また、成熟も進んでいる状態で、植え付け株数を少なくした割に、収穫量は例年以上になると考えています。
第2圃場(1反)は、幅3mX長さ36mX高さ1.9mの棚4つを設置しており、株間4mで60株を植え付けましたが、こちらも生育は順調で、1株当たり収穫量は第1圃場のそれを上回り1株1.5Kg程度を予想しています。
こちらの圃場は、管理をファーマーズクリエイションの小国夫妻にお任せしていますが、私以上に丁寧な管理をしていただき、良い成績に繋がっています。
更に、自宅前の0圃場(2反)は現在、1反ほどを畑として整備していますが、幅3mX長さ20mX高さ1.8mの棚3つを設置し、FVB(フロリダベルベットビーン)の栽培を行っています。
那須地方では、八升豆の方が早生で、FVBは収穫対象まで熟した物が少なく、今後の霜予報を注視しながら収穫時期を決めたいと思っています。幸いにも3度の霜がありましたが、気温がマイナスになっていないため、「豆」への影響は認められません。
コメント