新年あけましておめでとうございます

2023年の新春は、穏やかな天候に恵まれ、静かに訪れました。この一年、穏やかであってほしいと心から思います。

ロシアによるウクライナに対する侵略戦争は、未だ終わる気配はなく、多くのウクライナ国民の悲痛な叫びを思う時、一日も早くこの蛮行が収束し、希望溢れる復興が速やかに成就することを心から願います。プーチンの生命に「菩薩の心」が芽生えることを、日々願っています。

今年は、私の人生において、おそらく最後の大きな転換点になります。21年前に当時高校3年生になったばかりの子供を母に任せ、夫婦で那須に移住して以来、別々に暮らしてきた娘の彩子が、良き伴侶を得て共々那須に移住することになったためです。

那須の自宅は、手狭の為、これから娘夫婦の家探しが第一番目の課題ですが、近所に良いご縁があればと、リサーチを始めました。娘には貸別荘業を、婿にはムクナ豆事業を引き継ぎ、安心して暮らしていけるようサポートしたいと思います

さて、那須に移住を決意した20数年前から、「世の中、このままの暮らしが継続する事は無いのではないか」という漠然とした「不安」「疑問」を持っていました。明確な根拠は無い物の、物資の乏しかった少年時代の経験が「大量生産・大量廃棄」の現状と比較し、また、人間の経済優先の活動が自然環境を大きく傷つけ、急激な気候の変動を引き起こしていることが、そう感じさせたのだと思います。その思い(不安)は、「資本主義以後の世界」(中谷巌著2012年)・「なぜ、脱成長なのか」(斎藤幸平解説2021年)「人新生の資本論」(斎藤幸平著2020年)そしてローマクラブの「万人のための地球」(2022年)との出会いによって、まさに「目の前にある危機」だと確信しました。

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