5月24日、インド2種類の定植作業が終わり、今年のムクナ豆の定植作業はようやく完了しました。総数約250株ですので、600㎏の乾燥豆が収穫出来れば上出来です。
雨が降る日が少なく、毎日のように水やりをしていますが、そのせいで、苗の観察が行き届いています。これまでに根切り虫被害が5株ありましたが、新たな株に植え直しました。約20株にアブラムシが付きましたが、これまで4回の処理を行い、例年のように株全体がアブラムシまみれになる事はありません。
アブラムシ対策としては「コーヒー抽出液+ニームオイル+木酢酢+ヤシの実洗剤」を混ぜた自家製液剤を作り、アブラムシが付いているところに液を掛けながら擦りつぶし、更に虫のカスが残らないよう洗い流しています。その後水を掛けて、液の影響が残らないようにしています。
これまでに4回実施していますが、アブラムシコロニーの出現を阻止していますので、新芽が縮れることもなく、元気に育っています。それぞれ個性がある苗ですが、早い物は既に蔓を支柱やネットに巻き付けて伸び始めています。毎年、定植後の多雨が気がかりなムクナ豆栽培ですが、今年は、期待できそうです。
さて、私の故郷である横須賀から、職場の後輩でもあり、ログハウスを購入してくれたお客様でもある友人が久しぶりに訪ねて見えました。ログキャビン彩にもお泊り頂き、じっくりお話しすることができました。
ご来訪の目的は、ズバリ「ムクナ豆栽培」。以前、ムクナ豆のお話をしたことはありましたが、その時は「時」ではなかったようですが、今、数年後の退職を見据え、本格的に検討をしてくれるようです。そもそも彼は農業大学出身で、私よりも農業に関する知識は豊富です。また、既に農業法人の立ち上げに関わっているとの事。横須賀でのムクナ豆栽培・6次化が実現しそうで、ワクワクしています。
新商品の紹介:新たなムクナ豆焙煎粉末「ムクナブレンドきな粉」を販売開始しました。
これまで販売している「焙煎きな粉」は、八升豆及びFVBの2種類で、私の手作り(焙煎・製粉)きな粉でしたが、1度の生産量は各2.5kgと少量で、注文を受けるたびに作る必要がありました。また、丁寧に手間を惜しまず作る為、価格は100g1600円(税別)となり、卸売りをするには、「量」も「価格」にも無理がありました。今回、東京の製粉所さんとのご縁があり、試作を続けてきましたが、準備が整いましたので、新商品として発売開始しました。

このきな粉の特徴は、私及び協力農家さんが栽培した「八升豆」と「FVB」の2種類のムクナ豆を最適比率でブレンドし、両者の特徴を備えた物になっています。焙煎も私が作る温度と時間が同じで、L-ドーパは推定30㎎/gは確保しています。1度に30㎏を作る為、熱の入りが強く、少し黄色味が強く出ますが、香りがたって美味しくいただけます。
価格も、100g1400円、280g3500円(各税抜き)と、お求めやすい設定としており、健康維持のために長期間食べていただきたい皆様には適した商品となっています。(280g≒3gx3回x31日)
卸売り商品は、これまでミクロパウダーのみでしたが、この「ブレンドきな粉」が加わりますので、是非お問い合わせください。
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