K様邸の工事は基礎工事をほぼ終えました。これに伴う土地造成工事も同時に行い、カヤが生い茂り、
伐採された木の根があちこちに残っていた敷地は見違えるようになりました。
地盤調査の結果、敷地の表層40cm程度が黒土、その下に20cmほどの砂利交じりの赤土層があり、
さらにその下は砂利層になっていました。
この地域での凍結深度はおよそ40cm~50cmほどですから、一番低い南側でGL-20cm、一番高い北側で
GL-40cmをベースコンクリートの上端にしました。
基礎のベースコンクリートの厚さは15cmでその下15cmは砕石を敷き詰め、十分転圧しています。
建物敷きは北側から南側に向けて最大40cmの高低差があったため、全体を砂利層まで総掘りし、南側の
-20cmを基準に、北側を決め、それに合わせて周囲の敷地全体の掘りおこし造成を行ったものです。
表層を覆っていたカヤや樹木の根を掘り起し乾燥させ、敷地の一部を深く掘って埋戻し、掘り出した残土は
表層へ、砂利は駐車場スペースのベースに使いました。
浄化槽も設置し、外部配管も完了しました。
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