千客万来!そして確かな手ごたえ

9月は6組、10月は本日までに4組のお客様がムクナ豆の圃場を見学され、この内9組の方とは、2時間以上のお話をさせていただきました。すでに八升豆を栽培されている方や、これから始める方、日本一の八升豆栽培圃場で年間数tの収穫実績を持つ方と、様々な立場の方たちですが、皆さんのムクナに強い思いをお持ちです。

私は、個々人の農家さんが「ムクナ豆栽培の6次化」を取り入れえることで、「豊かに暮らせる農業」の実現を目指してほしいと考えていますが、「大規模化」を目指す方がいても「ムクナ豆を広げたいとの思い」が一緒であれば、そういう方法もありと思います。

特に、「栽培はできても、加工して販売は難しい」という方にとって、作った豆をすべて買い取ってくれるという「保証」は、安定して栽培に取り組める条件にもなります。ただし、買取価格は私が考えるものとは異なりますので、十分な検討が必要です。

鯉渕学園農業栄養専門学校からは、10月1日付で学園長になられた方やムクナ豆研究の第一人者である藤井義晴先生など総勢6名様がお越しになりました。同学園の当ファームへのご訪問は、昨年から5回目になります。収穫実習にも担当の方がお見えの予定で、今後も連携を深めていきます。

さて、9月12日から収穫作業を始めた「八升豆」ですが、第一回目の収穫および干し作業を終え、本日、第二回目の干し作業を終える予定です。すでに収穫籠90ケース約1.5tほどを干したことになります。残りも5日に一度、30ケース程度のペースで収穫・干し作業を行い5回ほど繰り返して完了予定です。(11月15日までに完了予定)

気温が一気に冬に向かっているようですので、十分注意しながらの作業になります。もし、マイナス予報が出れば、一気に収穫します。「3℃予報」は微妙です。3度下振れすれば凍みる可能性があり危険です。この場合、前後および当日の最高気温の状況を勘案して、収穫「する・しない」を判断します。これまでの経験から、昼間の気温が15度以上であれば、大丈夫と思っています。

また、一般に「霜が降りたら」収穫時期といわれますが、弱い霜の場合は、まずは「葉」がやられ、次いで「莢」、最後が種になりますので、目安にはしますが、収穫はしません。(マイナス気温予報なら確実に収穫します)ただ、種表面が少し黒ずむ影響は出る可能性があります。

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