今の管理と今後の作業

本日、今季初めて「秋」を感じています。

相変わらず、1日のうちに雨が降る時間帯が必ずある日が続いていますが、今までとの違いは「涼しさ」を感じる点です。例年、9月20になれば、これから咲く花は全て切り取ります。それは、今ある実に栄養を送るために必要と考えていためです。これまでの経験で、9月15日~20日以降咲く花の実は、追熟作業を経ても、「商品」としての種にならない「未熟豆」になる事が多く、作業が無駄になる事を防ぐ為でもあります。

しかし、今年は、今日、初めて涼しさを感じたので、今月いっぱい咲く花まで残そうと思います。追熟・乾燥作業を経れば、「完熟豆」同様の「種」になる物が、この10日間でどれだけとれるのか。楽しみです。この10日間は、花カス落としを継続するとともに、天井部を覆う蔓や葉の剪定を強め、棚の中に光が入り、風を抜けやすくし、生育を促すとともに、虫の発生を防ぎます。

また、既にある房の一つ一つの「莢」を点検し、他の物より著しく小さい物や虫食いの物を取り去ります。10月に入ると、収穫対象の「房」も増えてきますので、干場の準備を始めます。今日、お客様を干場であるハウスにご案内したところ、ハウスのビニールが天井部分で10m以上避けていることが分かりましたので、張替えが必要です。

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