昨年のムクナ豆栽培の様子などは別のHPにUPしていましたが、これからは公式サイトであるこちらに綴っていきたいと思います。
昨年は、アメリカ産フロリダベルベットビーン(FVB)約14Kgの収穫に留まったムクナ豆の試験栽培ですが、今年は耕作面積を2反に増やし、植付株数も800株余りと「本格栽培」初年度になります。
日本産「八升豆」は超未熟豆50粒余りしか採れませんでしたが、幸いにも40株余りが立派な苗に育ち、温室と路地にそれぞれ20株植えつけました。
「FVB」も「八升豆」もL-ドーパの含有量にさほど変わりはありませんが、莢の表面の毛に含まれるセリンプロテアーゼという酵素が多く含まれる「FVB」はひどいかゆみを引き起こしたり、「八升豆」のほうが食用としての特性に優れていると言われており、将来的には「八升豆」を中心に据えるつもりですが、今年は少量の収穫しか見込めないため、「FVB」をメインに販売する予定です。
現在、「八升豆」は温室、路地ともに次々と開花し、莢ができ続けています。「FVB」は種まきが遅かったこともあり、約50%で開花し、その内60%程度に莢ができ始めています。
北関東に位置する、那須地域では11月中旬には霜が降りますので、8月中に開花したものが「完熟豆」候補となります。
鳶のピーコは昨年の9月以来飛行不能となり、旧鶏小屋にて保護し、9か月目の6月に外に出しました。主翼と尾羽が全て抜け落ちたことが飛行不能の原因でしたが、羽が生えそろった後も、うまく飛べないため、長期にわたる保護となりました。
しかし、野生の鳥を保護し続けるわけにはいかず、意を決して、外に出してみたのです。それから2か月余り、80坪余りの庭の中で「飛行訓練」を重ね、7月30日、ついに大空へ羽ばたきました。
久しぶりの長距離飛行のため、ぎこちない飛び方でしたが、飛べた喜びをかみしめているように見えました。
ところが、その後姿を見せず、8月7日夕刻9日ぶりに突然舞い戻りました。
12日現在、飛べるにもかかわらず、2か月を過ごした庭の止まり木を歩き回(飛び回る)る日々を過ごしています。
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