ムクナ豆の栽培管理(4)

10月20日から2日間連続で、朝の最低気温が3℃との予報が出ました。いよいよ「霜」の注意が必要な季節になってきました。

さて、この気温で「収穫開始」とするかですが、結論は「しない」です。それは、当該2日間の最高気温が20℃程度ある事。この日以外の前後の最低気温が8℃と高めの為です。

「初霜」の可能性はありますが、もし霜が降りても氷点下とはならず、莢を覆う葉が霜よけになります。この場合、葉は翌日には茶色く変色しますが、莢はほぼ守られます。

なので、未だしばらくは「収穫開始時期」前の作業を継続します。先ほど、圃場で莢の熟度を示す写真を撮りましたので、以下にお示しします。

左から熟度が高い順。4と5は同程度なので下の写真から5を除きました

どれも完熟前ですが、右端以外は収穫対象「莢」。右端は塩茹で候補です。

莢の大きさはどれも15cm程度ありますが、中身はこれだけ違いますので、「完熟候補豆」か「塩茹で候補豆」かは、莢の色と豆のふくらみで判断します。

初めは分かりませんので、「各房」から1つ莢を取ってみて、開けて確認してみます。どの大きさなら「種」になるかは、経験によります。私は1.5Cm以上と決めています。

今日も1棚のみの「管理作業」(約1時間半)でしたが、沢山の未熟豆を収穫しましたので、塩茹でで頂きます。

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