1週間では管理作業にさほどの違いはありません。ただ、朝の気温が12℃程度と下がる日もあって、ムクナは「早く種になろう」としている様です。
私の場合は、圃場に出れない日もあり、9月15日以降咲く花の切り取りも全てにわたっては出来ていませんので、既に莢になっている物を取り除く作業になっています。
那須では、あとひと月~ひと月半で収穫期となるため、それを見越して、現在5cm未満の莢は切り取り対象です。
葉も大分黄色くなるものが増えてきました。蔓も茶色く変色し、枯れた物があります。これらは全て取り除きます。
葉の混みあっている箇所も間引いて、光が入るようにします。
さて、肝心な「莢」ですが、淡い緑-濃い緑‐くすんだ緑(種の位置が目立つ)‐黄色くなり始めた物‐しわが寄って灰色になりかけている物‐灰色で振ると「カラカラ」種が動く音がする物が混在する時期です。
灰色で「カラカラ」音がするほど熟成した物は、「霜」が降りても、零度以下になっても影響を受けませんので、最終的に収穫すればOKです。
問題は、追熟すれば確実に「種」になる「莢」の見極めです。週間予報で、「霜」注意報が出たら、1週間ほどで全てを収穫するわけですが、その時までに「確実に種になる物」と「未熟な物」を選別しておく必要があります。
もし、選別できていなければ、収穫作業・干し作業・種の取り出し作業を終えた時に、廃棄する未熟豆が沢山出ますし、その間の作業は無駄になります。
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