ムクナ豆の「栽培管理」(6)

11月に入ってから、霜が降りたのは1度だけ。昼間の温度は20度近くと暖かい日が続いています。11月4日と5日の2日間で、残していた八升豆を全て収穫しました。コンテナに30杯ほどあり、先月の収穫の際「未熟豆」として、収穫対象外としていたものが熟した物です。植物は、寒さがやって来ると、早く「種」になるよう、熟度を急激に上げるような気がします。

6日・7日と、前期及び後期収穫豆の干し作業を行い、残りは10カゴほどになりました。乾燥豆はネットに収め更に乾燥します。

2週間ほどで爆ぜると思います

今日は、乾燥豆の取り出し作業について、簡単に触れておきます。基本は莢が自然に爆ぜる事ですが、90%は、少し手助けが必要です。中途半端な乾燥は、莢を開けるのに苦労しますが、しっかり乾いた物は、以下の写真のように莢の先端に鋏を入れることで、簡単に爆ぜます。豆が飛び出しますので、お気をつけください。飛び出したものも、飛び出さなかったものも、用意しておいた篩に開けます。この時点で、悪い豆は外します。500g(400粒くらい)程度溜まったら、しっかり振るい、ごみを落とします。効率が悪いように思えるこの方法が最も綺麗に、かつ、効率的に豆の取り出しができます。1時間で選別を含め1Kgは可能です。私は、この作業を障害者作業施設に他の方と同一賃金で委託しています。

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