「八升豆」と「フロリダベルベット」は、定植しました

4月5日にポットに種を播いた4種類のムクナ豆。その内、FVBは5月5日、八升豆は5月10日と11日に定植し終わりました。自宅前圃場(1反)にFVB46株、第一圃場(2反)に八升豆126株、第二圃場(1反)に八升豆60株です。120株余りは、求めに応じ「送り出し」ました。残るはインド2種類26株のみですが、新たに棚(ハウス用パイプで製作予定)を製作しなくてはならないため、時間稼ぎの為、大きなポットに移植し、あと1週間は大丈夫な状態です。

4月下旬から、複数の「ムクナ豆栽培希望」の方達や、ご自分が収穫したムクナ豆の買取希望でご持参いただく方達、初めて収穫したムクナ豆を焙煎・製粉加工する方などなど、お見えになり、それぞれの立場ながら、「一生懸命」ムクナ豆に取り組んでおられる姿を拝見し、私も元気をもらっています。

鯉淵学園農業栄養専門学校では、藤井義晴教授の指導の下、「ムクナ豆栽培」が始まっており、今後の展開がとても楽しみです。これまでに、富山県や愛媛県の農業高校でムクナ豆の栽培や加工など行ったことは承知していますが、専門学校での栽培等は、初めてではないでしょうか。藤井先生は、「ムクナ豆の世界」では、知らない人はいない存在ですから、先生の指導で学べることはとても貴重です。

私がムクナ豆と出会った2014年に比べ、現在は多くの方がムクナ豆の栽培に挑戦し、ネット販売を中心にムクナ製品が出回るようになりました。私も現代農業2023年9月号に寄稿文が掲載されたことで、全国の農家200軒余りの方達の求めに応じ、種を販売しましたが、ここまでムクナ豆が広がったのは、藤井先生が無償で「種」を配られたことが最も大きな要因です。私もそのうちの一人ですが、「八升豆」の商品を販売している「大手」と言われる方達も、元をたどれば藤井先生に行きつきます。

藤井先生は、「人生最後の研究としてムクナ豆に含まれる「未同定成分の機能性を明らかにする」ことで、ますます高齢化に向かう日本で、国民の健康に役立つムクナ豆の栽培と利用に役立てたい」との思いを綴っておられますので、私もできうる限り協力させていただきたいと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次