「ムクナ豆が人類を救う」というキャッチコピーの一端が証明できる?

O先生が最初に訪ねて見えられたのは、2023年10月中旬のことでした。診療所を経営されるとともに、在宅医療にも尽力されているようでした。初めてお目にかかった、医療に関し素人の私に対し、辛抱強く話を聞いてくれる医師だ、というのが第一印象でした。

ご来訪のきっかけは、2023年8月に発売された「現代農業9月号」に掲載された私の寄稿文を読んだことでした。O先生は、「ポリフェノール」が認知症予防に役立つのではないかという研究に理解を示される立場であったことで、「L-ドーパが認知症の症状改善や予防に役立つ可能性がある」という私の文章が目に留まり、興味を持たれたそうです。

相手が現役の、しかも認知症の患者さんを多く診ていられる「医師」に対し、話始めると止まらない私の話をじっくり聞いてくださるO先生に、これまで接したことがないタイプの「医師」だと強く感じ、親しみを覚えました。

当時、「ロスマリン酸摂取後の脳内ドーパミンがアルツハイマー病を予防するポリフェノールの新たな作用機序」という論文が発表されており、私もその内容を承知していましたので、この論文を踏まえたうえで、「L-ドーパは、血液脳関門を通過し、ドーパミンを放出するので、より直接的に作用するのではないか」などと、今思えば専門家に対し、素人の言葉としては大変失礼なことを長々話したものと反省しています

初めての出会いでしたが、当時、国内で私しか販売していなかった「ミクロパウダー」を患者さんに試していただけることになり、数Kgをお送りしました。その後8回ほどお見えになり、ミクロパウダーを試した患者さんたちの症状がどのようになったかなど、お話を伺いました。

いろいろな事情が重なり、交流は止まっていましたが、今年1月に、先生からお電話をいただき、お元気で在宅診療をしていると伺っていました。その先生から昨日突然お電話があり、たくさんのミクロパウダーのご注文をいただきました。

お話によれば、介護老人保健施設で施設長としてご活躍との事で、本格的に「ムクナ豆を試してみたい」というお話でした。「老健」は、在宅では生活が難しい方が、短期間入所し体調を整えて自宅生活に戻ることを実現するための施設ですが、実際は、特別養護老人ホームに入るまでの「待機場所」として使われることが多いと感じています。

しかし、O先生がムクナミクロパウダーを「試す」ということは、老健本来の役割を果たすことができるのか?その可能性を探る取り組みではないかと思います。これまで在宅医療の現場でミクロパウダーを使っていただいてきた実績があればこそ、実現できたものと思われます。

これまで、機会があるたびに医療や介護の現場で、ムクナの利用を直接・間接にお願いしてきましたが、「ムクナを使うリスクがあるかもしれない」という「心配」が勝り、実現できませんでしたが、今回初めて実現したわけで、こんなにうれしいことはありません。

O先生から、どのような結果のご連絡があるかとても楽しみです。

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