クイックメニュー
18歳未満の方(瀬川病などの方は、医師とご相談の上ご利用ください)
妊娠中及び授乳中の方
向精神薬ご使用中の方
パーキンソン病などの治療中の方は、主治医の方にご相談ください。
糖尿病や高血圧症の治療薬を使っている方は、主治医にご相談の上ご利用ください。
生豆
「ムクナ豆」は必ず加熱して食べます。決して、生や半生で食べてはいけません。
また、一度にたくさん食べてはいけません。
生豆1粒(約1gとして)に50㎎程度のL-ドーパが含まれており、大量に食べると吐き気や下痢を起こすことがあります。
煮豆であれば1回に3粒~4粒。1日3回程度が食べ始める量の目安です。
煮汁にもL-ドーパが多く含まれているため、捨てずに利用しますが、豆を食べる際にティースプーン1杯程度を一緒に摂ります。飲みすぎないよう注意しましょう。
*Lドーパの含有量は日本食品センターでの測定値及びその推定値です。
調理方法
茹でる
L-ドーパは水溶性のため茹で汁に多く移ってしまいますが、最も手軽でおすすめの調理方法です。
一度にたくさん茹でた場合は冷凍できます。
解凍して2日で食べきれる量ごとに小分けして、茹で汁ごと冷凍保存してください。
茹で汁もご利用いただけます。
炒る
170℃で20分ぐらい煎ったあと粉砕すれば、きな粉のように食べれます。
豆が固いためコーヒーミルではなく専用ミルがおすすめです。
蒸す
20分以上蒸してください。
最もL-ドーパが豆に残る調理方法です。
蒸した豆を「酢漬け」にして、1回3粒、1日3回食べている方もおられます。
蒸した場合、L-ドーパはほとんど減りませんし、長期保存が可能なため優れた食べ方の一つと思われます。
煮豆の作り方
さっと洗った豆を一晩水に浸しておきます。(L-ドーパは水溶性なので、水洗いは短時間で済ませます)
◆(圧力鍋を使用した場合)
浸けおきした水ごと圧力鍋で20分煮て完成。
煮汁にはL-ドーパが大量に含まれているので、捨てずに利用します。
◆(保温ポットを使用する場合)
浸けおきした水ごと鍋で沸騰させます。一方で少量の沸騰湯を用意しておきます。
ポットに沸騰した状態の豆と湯を入れ、用意してあった沸騰湯を継ぎ足してポット一杯にします。
1日そのまま置いておけば、豆は柔らかくなります。
この場合のポット内の汁にもL-ドーパは多く含まれていますので利用します。
茹でた豆は長期間食べられるように、2~3日分食べる量ずつ小分けにして冷凍保存します(この際、煮汁も2~3日相当分入れて冷凍)。
解凍後、冷蔵保存で2~3日で食べきるようにします。
炒り豆の注意点
煎り豆にする場合は、銀杏を焼く網やフライパン、コーヒー焙煎機などで可能ですが、お茶の水女子大学の実験結果から、加熱温度と加熱時間でL-ドーパの残存量が大きく異なりますので、「調理によるムクナ属マメの一般成分及びL-DOPAの変化」(日本調理科学会誌Vol45.No.6 P438~446(2012))を参照してください。
また、煎り豆は、非常に硬く、そのまま食べることは困難ですので、製粉してきな粉として利用するのが一般的です。
しかし、上記のとおり、成分量は一定でないため、摂取量は1回3g、1日3回を目安に、ご自分に合った適量を探し当ててください。
製粉に珈琲ミルなどを使用すると、直ぐに歯が痛みますので、ご注意ください。
焙煎きな粉
ムクナ豆はあくが強いため「生豆」のままでは食べられません。
那須ムクナ豆ファームで製造している「焙煎きな粉(八升豆及びFVB)」は、専用の焙煎窯で140℃20分程度遠赤外線焙煎後、ハイスピードミル(25000回転/分)で40秒粉砕します。
その結果、きな粉1gに34㎎のL-ドーパが含まれています。1回の出来上がりきな粉量は約2.5Kgと少量の為、注文を受けるたびに作っています。
ムクナ豆に含まれるL-ドーパは、加熱温度が高いほど、また、加熱時間が長いほど減少します。
那須ムクナ豆ファームの焙煎きな粉は、「美味しさ」の追求とともに、高いL-ドーパを確保する事にこだわっています。また、お求めやすい価格設定にしています。
*Lドーパの含有量は日本食品センターでの測定値及びその推定値です。
食べ方
1日3回、1回3gを目安にお召し上がりください。
お好みでヨーグルトやコーヒーなどに混ぜていただくと、美味しく召し上がれます。
ミクロパウダー
那須ムクナ豆ファームの「ミクロパウダー」の特徴は、L-ドーパの含有量の多さです。
1gに44㎎のL-ドーパを含んでおり、国内で販売されているムクナ豆(八升豆)のきな粉類で最高レベルになっています。
「ミクロパウダー」の製造は、「ターボドライシステム」という特許技術の機械で造られ、焙煎ではなく「蒸し」て高速回転で乾燥・粉砕するため、生豆に含まれるL-ドーパをはじめとする栄養成分をほとんど損なうことなく粉にできます。
また、1度に数百キロ単位で製造するため、成分量のばらつきがほとんどなく、L-ドーパの摂取量を気にされる方にも安心してご利用いただけます。
焙煎きな粉に比べ、香りは発ちませんが、豆本来のうまみをご確認ください。
*Lドーパの含有量は日本食品センターでの測定値及びその推定値です。
食べ方
1日3回、1回2.5gを目安にお召し上がりください。
お好みでヨーグルトやコーヒーなどに混ぜていただくと、美味しく召し上がれます。
39(サンキュー)パウダー
「ムクナ39パウダー」は、焙煎きな粉とミクロパウダーを配合した新しい商品です。
焙煎きな粉の「美味しさ」とミクロパウダーの「高いL-ドーパ含有量」の2つの長所を併せ持つパウダーで、L-ド-パは、1gに39㎎(推定値)含まれています。
食べやすさと、高いL – ドーパ含有量ですが、お求めやすい価格で提供しています。
*Lドーパの含有量は日本食品センターでの測定値及びその推定値です。
食べ方
1日3回、1回2.5gを目安にお召し上がりください。
お好みでヨーグルトやコーヒーなどに混ぜていただくと、美味しく召し上がれます。
種・苗
3月末までにご予約の上、当ファームまで取りに来ていただける方のみに販売いたします。
ムクナ豆の栽培については『農業としてのムクナ豆』で紹介しています。
自家焙煎コーヒー
選りすぐりのスペシャルティコーヒー豆を当ファームオーナーがハンドローストで仕上げたオリジナルブレンドです。
ハンドローストしたスペシャルティコーヒーを手軽に楽しみたい方はドリップパックもどうぞ。
八升豆とフロリダベルベットビーンの違い
「ムクナ」はMucuna prurienceという学名でブラジルでの呼称です。
インド・ネパール・中国南部・ラオス・ベトナム・ミャンマー・タイ・台湾などアジアや、北米・中南米・アフリカなど亜熱帯・熱帯地方に分布する蔓性植物で数百種類あると言われています。
台湾では「富貴豆」、アメリカでは「ベルベットビーン」、日本では「八升豆」と呼ばれ江戸時代には書物に登場しています。
那須ムクナ豆ファームでは現在日本在来種の「八升豆」と、アメリカで改良された「FBV]の2種類を販売しております。
八升豆
- 日本在来種
- 日本の気候に適している
- 莢表面の毛の色が白
- Lドーパ含有量4.5(重量あたり)
- 豆の色は生成り色
FVB
- アメリカ改良種
- 栽培は可能だが、八升豆に比べると2週間ほど生育が遅い
- 莢表面の毛の色が黒
- Lドーパ含有量4.5(重量あたり)
- 豆の色は生成り、黒、茶色、マーブル
味やLドーパの含有量にさほど差はないよ。
それぞれに「良い」というお声をいただくので、2種類の栽培をしています!