ムクナ豆の基礎知識と食べ方

ムクナ豆の基礎知識

1.「ムクナ豆」とはどのような豆か

ムクナという名称は学名に基づくブラジルでの呼び名で、日本では「八升豆」と
いう名で、江戸時代までは西日本を中心に各地で栽培されていました。原産はヒ
マラヤ南斜面(現在のネパール)で、ブータン~タイ、ベトナム北部、中国南部
~台湾~日本に至る地域に分布しています。台湾では「富貴豆」、アメリカでは
「ベルベットビーン」と呼ばれています。
「那須ムクナ豆ファーム」では、日本原産の「八升豆」とアメリカ産「フロリダ
ベルベットビーン」の2種類を取り扱い、総称して「ムクナ豆」と呼ぶことにし
ます。
江戸時代を過ぎると、八升豆の栽培は廃れました。とても固い豆なので、加工に
手間取ることが原因と思われます。
しかし、近年、ムクナ豆に含まれるL-ドーパというアミノ酸の一種が現在知ら
れている中で、最も多く含む植物であることが分かり注目を集めています。

ムクナ豆とは
         

2.「ムクナ豆」研究実績

東京農工大学大学院教授で「ムクナ豆」普及活動を行う「ムクナ会」会長の藤井義晴先生の長年にわたる研究結果によれば、
L-ドーパの影響などにより次のような効果や用途があることが判明しています。


アレロパシー(他感作用)が強く、雑草防除に効果あり

ブラジルでは、あらゆる雑草を駆逐するとの記載があるようです。しかし、先生の研究では、キク科やナデシコ科植物には
50%程度の抑制効果が確認されていますが、イネ科植物には効果がなく、むしろトウモロコシには共栄関係が成り立ちます。


緑肥としての用途

「ムクナ豆」は緑肥作物の中でも最高の生草収量をあげる植物で、そのチッソ含有量はレンゲの1.5~2倍もあり、台湾では
最も優れた緑肥として推奨されています。


土壌改良や飼料としての利用

ナイジェリアでは機械耕作により土壌が硬化した圃場でも、ムクナ豆を1年間栽培することで、再び耕作可能な土地に回復
したという報告があります。また、米国では、種子および莢の粉末を単独あるいは配合飼料として用いられています。
トウモロコシと混作したものをカッターにかけてサイレージすることが推奨されます。

         

3.人への作用と将来の利用拡大への期待

「ムクナ豆」に含まれるL-ドーパは、人の運動機能をつかさどる脳内神経伝達
物質であるドーパミンの材料です。1粒の種には4~6%程度のL-ドーパが含ま
れています。L-ドーパの作用として、ボケ防止効果、アルツハイマー病の予防
や軽減が推定されています。
また、今日、パーキンソン病や瀬川病の治療法の一つとしてL-ドーパ製剤が用
いられています。しかし、L-ドーパ製剤は長く服用すると効果が薄れる時間帯
が出てくる(ウエアリングオフ)という問題があります。
そこで注目されているのが「ムクナ豆」です。「ムクナ豆」に含まれる天然L-
ドーパは製剤とは異なり、素早く血中に取り込まれ、その効果は穏やかに減って
いく特徴があります。また、この特徴は不変です。
現在、パーキンソン病や瀬川病で治療中の方は、必ず主治医の指導を受けた上で
ご利用をご検討下さい。なお、「ムクナ豆」には必須アミノ酸9種類が多く含ま
れていることも有用です。

L-ドーパーはドーパミンの素
         

年齢を重ねると、病気でなくても体の動きが悪くなります。気力も体力も衰えを感じます。こんな方には特に「ムクナ豆」
をお勧めします。ドーパミンは、体を動かす元でもあり、「やる気」を起こす元でもあります。
いつまでも、健康年齢を維持できるようにしたいものです。

         

ムクナ豆の食べ方

           

「ムクナ豆」は必ず加熱して食べます。決して生や半生で食べてはいけません。
また、一度に多く食べてはいけません。1粒(約1g)に含まれるL-ドーパは40mgほどもあるため、
大量に食べるとドーパミンが出すぎて精神の異常や下痢などを起こすことがあります。
1日3回、1回に3粒程度が食べる目安です。ご自身の体調に合わせて適量をお決めください。

煮豆の作り方

STEP1

さっと洗った豆を一晩水に浸しておきます。(L-ドーパは水溶性なので、洗っているうちにも水に溶けだしています)

STEP2

◆(圧力なべを使用した場合)
浸け置きした水ごと圧力なべで20分煮て完成。
煮汁にはL-ドーパが大量に含まれているので、煮汁を飲む場合には1度にティースプーン1杯程度にしてください。

◆(保温ポットを使用する場合)
浸け置気した水ごと鍋で沸騰させます。一方で少量の沸騰湯を用意しておきます。
ポットに沸騰した状態の豆と湯を入れ、更に沸騰湯を継ぎ足してポット一杯にします。
1日そのまま置いておけば、豆は柔らかくなります。
この場合のポット内の汁にもL-ドーパは多く含まれていますので、多く飲んではいけません。

STEP3

茹でた豆は2~3日分ずつ小分けにして、2回分以降の物は冷凍保存します。
解凍した豆は2~3日で食べきるようにします。

なお、煎り豆の作り方やそれを粉にする方法などはネットで検索してお確かめください。
私たち夫婦は、3年前から煮豆にして食べ続けています。味付けはしていませんがお好みでどうぞ。
(1回に3粒ほどなので、特段味をつけなくても十分いただけます)

         
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