

ムクナという名称は学名に基づくブラジルでの呼び名で、日本では「八升豆」という名で、江戸時代までは西日本を中心に各地で栽培されていました。「那須ムクナ豆ファーム」では、日本原産の「八升豆」とアメリカ産「フロリダベルベットビーン」の2種類を取り扱い、総称して「ムクナ豆」と呼ぶことにしています。江戸時代を過ぎると、八升豆の栽培は廃れました。とても固い豆なので、加工に手間取ることが原因と思われます。しかし、近年、ムクナ豆に含まれるLードーパというアミノ酸の一種が現在知られている中で、最も多く含む植物であることが分かり注目を集めています。