
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2019年02月16日
珈琲の魅力
レギュラーコーヒーを飲み始めたのは40年くらい前からでした。
職場にMJBコーヒーの丸い大きな缶が置いてあり、毎朝、コーヒーメーカーで淹れたてを
飲んでいたのが始まりです。
その後、結婚のお祝いにコーヒーミル、コーヒーカップセット、コーヒーメーカーを
頂き、自宅でも飲むようになりました。
当時は、ドリップした時の泡の持ち上がり具合が、コーヒー豆の焙煎鮮度を示している、
程度の知識で、なるべく焙煎した期日が新しい物を選んで買っていました。
中でも、ドトールコーヒーの焙煎豆は、回転が速いせいか、新しい物が多く、さらに
特徴がない(癖がない)味が好みで、良く買っていました。
那須に移り住んでからは、「自家焙煎屋」さんの「珈琲工房」さんから15年間。
ほとんど浮気なしで購入し続けました。
「珈琲工房」が一時休業した時は、「おひさま堂」に1年間お世話になりました。
しかし、ひょんなことから始めた「自家焙煎」に、すっかりはまってしまったのです。
アウベルクラフトさんのちょっと頼りない焙煎機を購入し、1年で200回以上の
焙煎を経験しましたが、飽きるどころか、その魅力にどっぷり浸かってしまいました。
「美味しい」と言われるのが嬉しくて、多くの方にも焙煎した豆を飲んでいただき、
今では、モニター販売も始めました。
こうなってくると、1度に200g(完成豆で160g)しか焙煎できない現行機種
では、能力の限界を感じ、この度、450g用のサンプルロースターを新たに購入しました。
本日、届いたので、試運転は明日になりそうですが、先日購入したグラインダーと共に
私のコーヒー焙煎の大きな助っ人になりそうです。

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2019年01月20日
山荘のリフォームとムクナ豆販売
12月初旬「山荘」の冬季休業開始に合わせて行った、「山荘」のリフォームは
一部を除いて完了しました。
建築から23年を経て、屋根と破風及び鼻隠しに一部破損が生じたことと、一部の窓の
丁番やロック機構に不具合が発生したことなどから、体力に自信があるうちに行ったものです。
屋根はアメリカ製のアスファルトシングル葺でしたが、かなり傷んでいる部分があり、全面
約130平方メールを新たにフィンランド製アスファルトシングルで覆いました。
8寸勾配で、幅11mX6mの2面ですから、約1000枚の屋根材を延べ20人で完了
しました。
フィンランド製の木製ペアガラス窓7か所をアメリカマービン社製のアルゴンガス入り
ペアガラス製に取り替えました。
輸送中に一つが破損したため、代替え品をアメリカから送ってもらったのですが、新たに送られて
来た「窓」がまたまた輸送中の扱いの悪さで、一部破損しており、現在、新しい(2度目)品物
を待っている状態です。
23年ぶりに外壁も塗装しました。キシラデコール2回塗りです。
また、軒裏天井板を新たに取り付けました。これまでは、垂木が見えている状態でしたが、見事に
変身しました。L=5.2Mのフィンランドパインの板材を500枚使用しました。
予め、2度塗装をしたうえで、張り込みました。
カーテンも取替る予定で、現在、検討中です。
新たな装いになった「山荘」は、4月下旬のGWから再稼働しますので、宜しくお願い致します。
ムクナ豆の販売は、年初から始まりました。
ご予約をいただいていたお客様から順次発送し、ようやく、通常販売の体制が整いましたので、
ご入用の方は、「フォーム」からお願いします。
焙煎きな粉も100g1300円(税込み、送料別)で販売しますが、販売量に限りがありますので、
お問合せ下さい。
未だ、栽培技術の確立には程遠い感がある「ムクナ豆栽培」ですが、後を引き継いでくれる
若いご夫妻も出来ましたので、これまで以上に多くの方のご期待にお応えできるよう、頑張り
たいと思ています。
2018年12月06日
2018年産ムクナ豆の販売準備状況
今年のムクナ豆の収穫作業は11月20日から24日で完了しました。
6月7月の少雨で生育が遅れましたが、11月に入っても気温が下がらず、毎日、天気予報の
「最低気温」を注視しながら、収穫時期を見極めました。
結果としては、21日に2℃の予報に反し―2℃となり、半分以上の豆に低温障害が発生。
しかし、ここまで大きく育った「豆」を廃棄することは出来ず、超特急で収穫し、2棟の
ハウスと「乾燥室」の3か所で追熟、乾燥中となっています。
低温障害を受けた豆も、外皮の変色はあるものの、内部は問題がないと思われるため、今年中
追熟、乾燥を続け、新年から種の取り出し作業を始める予定です。
ご予約をいただいているお客様や販売開始を待っていられるお客様には大変申し訳ありませんが、
もうしばらくお待ちください。

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2018年11月11日
ムクナ豆の収穫見極めと「山荘」リフォーム
今年の11月は本日までに1回しか霜が降りていません。
そのため、生育が悪かったムクナ豆も昨年並みに熟してきました。
16日に最低気温「1℃」の予報が出ているため、17日~18日を収穫作業日
と想定して、準備作業を行っています。
すなわち、熟した豆の収穫とハウスでの乾燥作業と、完熟が見込めない未熟豆の
収穫作業並びに、ハウス内を整理して、干場を確保する作業を並行して行っています。
昨日、初めて収穫した八升豆の「未熟豆」を一部茹でで頂きましたが、「美味い!!」
の一言。
生産者の特権です。
12月に貸別荘「山荘」のリフォームを行うため、その準備を行っています。
屋根の葺き替え、7か所の窓の交換、シンクの交換、外壁塗装、軒天施工などを
予定しています。
久しぶりにシルバーログビルダースの集合です。
62歳から73歳までの5人で1週間ほどで終了させたいと思っています。
2018年10月26日
コーヒー焙煎の魅力
最大200gのコーヒー豆を炒る事が出来る手動焙煎機を購入して10か月余り。
これまでの焙煎回数は150回を超えました。
今月だけでも24回。はじめは、色々な豆を色々の焙煎度合いで試しましたが、
最近は、「オリジナルブレンド」を、毎回同じ味にすることに挑戦中です。
5人の方達へも「モニター価格」で、販売中です。
珈琲は「嗜好品」ですから、「酸味が好きな方」「苦みが好きな方」
「香高い物が好きな方」ともかく「すっきりした味わいが好きな方」
と、好みはそれぞれ。
その、各々の好みの味に合わせてブレンドできれば、作り手としては
最高です。
豆の種類は、ブラジル、コロンビア、モカをメインにタンザニア、マンデリン
、コスタリカ、ニカラグア、パプアニューギニアを揃えています。
現在、コロンビアとブラジル、モカを配合した豆をオリジナルブレンド第1号と決めて
毎回同じ味、香りを追求中です。本日で4回目の焙煎、ブレンドを行いました。
出来上がり400gの場合、コロンビア200g、ブラジルとモカを夫々150g
の合計500gの生豆を使います。
コロンビアは100gはフルシティ、100gはハイで、ブラジル、モカはハイで
焙煎しブレンドします。
モカの素晴らしい香りに包まれ、程よい酸味と苦みのバランスが良く、すっきりした
味わいは妻のお気に入りです。
こんなに美味しいコーヒーが僅か1時間で出来上がるなんて、、、素晴らしい!!
しかも、生豆500gの価格は700円くらいです。
今後、オリジナルブレンドを3種類ほど作り上げたのちに、ストレート珈琲の特徴も
確認していきたいと思います。
焙煎は火加減や色、爆ぜる音、煙、臭いなどを感じながら行いますが、豆の種類に
より、微妙に異なります。この、奥深さは何とも言えない魅力です。