
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2008年10月08日
チャンス到来?
本日ただ今のユーロは135円台となっており、4年前の水準です。ログハウスキット価格が4割程度上がっていますので、当時と同じ価格と言うわけにはいきませんが、3ヶ月前に1000万円だったログハウスキットが850万円で買えてしまう、という事です。
私が商売をはじめてからユーロはずっと「右肩上がり」で、とても販売し難い状況が続いていましたが、いよいよ「出番?」か?
一般のログハウス販売業者さんは、為替変動のリスクを避けるため、6ヶ月ごとにレートを決めていますが、私の取引はリアルタイムですから、今の為替の変動で見ると、1日で20万円「安くなる」なんて事もありえます。
千葉県のMさんは昨年3月に事務所にお立ち寄りくださりパンフレットを差し上げました。そして、今年5月に初めてメールをいただきその後、3回ほどお越しいただき打ち合わせをしています。
先日「ログハウスは森さんにお願いしようと思います」とメールをいただき、4日に打ち合わせを行いました(午前10時から午後4時まで(昼食時間も休み無し)微細な内容でした)。以前、見積をお出しした時の為替レートは163円でしたから、まさに円高差益を存分に享受するタイミングです。
ログハウス建築を検討している皆様!!チャンス到来ですよ!!
2008年09月25日
看板犬と看板鳥3

ピーです!

倉庫の屋根で羽根を干しています

いただいたドジョウ全て平らげました


知り合いの飼い猫です。尻尾を巻いている珍しい「猫」です。



鶏小屋の上から「お父さん、遊んで」 刈り取った草を焼却炉に入れるとそれを引き出すピー。おっと危ない!!

デッキ上の屋根から

中央部に低空飛行中

えさ台に降り立つ瞬間

大好きな「ワカサギ」をゲット

お腹の膨れ具合を確認

「もっと欲しい!!」とパックを齧り
8月19日朝のゴンとの散歩は3番刈りが終わった草原でした。ぴーは予めそこに待っていて、草を拾ったり、虫を摘んだりしていました。私は10mほど離れた場所で、ゴンのリードを解きボール遊びを始めました。
ピーをかまうとゴンがやきもちを焼くので、ゴンに集中して遊んでいると、ぴーは一旦近くの電線まで飛んで行き、そこにとまって、我々の様子を伺っていました。
何度かテニスボールを打ってはゴンがそれを持ってくることを繰り返していたその時、背後に何かを感じたので振り返った瞬間に、ピーが右目に飛び込んできました。それは一瞬の出来事で、思わず左手で右目を押さえましたが、何が起こったのかはとっさにはわかりませんでした。
痛みは鈍痛でさほど感じませんでしたが、押さえている左手を血が伝わって袖を紅く染めている為、「眼球」を意識し、恐る恐る右目を開けて見ました。
すると、視界は良好で、どうやら「目」自体は大丈夫のようです。ごんのリードを繋ぎ、自宅まで歩こうとしましたが、途中で妻に連絡し、迎えに来てもらいました。
那須塩原市の総合病院で、上まぶた5針を縫う「緊急手術」を行いました。その後、眼科にも行き検査をしましたが、こちらは異常なく、不幸中の幸いでした。
歩行困難になる為、眼帯をせずに過ごしましたが、紫色にはれ上がった右目を人に会うたびに「説明」をしなければならず、ちょっと煩わしかったです。
皆さんからは「やはり、猛禽類だから、気をつけないと」「目を狙う習性があるから」などとアドバイスをいただきましたが、当のピーは悪びれた様子も無く、「ご飯頂戴」とその日からやって来ます。
4ヶ月間のピーとの関わりの中で、ピーが私の目を狙うことは考えられません。明らかに「事故」だと思っています。しかし、滑空する鳶は全く音を出さずに近寄ってくる事も事実ですから、それからは、散歩の際は周囲に注意を払うようになりました。


先日、横須賀滞在中、朝の散歩で「爆弾」を発見しました。警察官も10名ほど来て、大騒ぎ。後で分かった事ですが、どうやら「迫撃砲弾」だったようです。この翌々日「過激派の爆弾報道」がありました。でも、この件とは全く関係が無かったようです。

看板犬の「ゴン」です。


最近はピーの影に隠れがちですが、間違いなく我が家の「看板犬」です。



川の中にボールを落とし、下流で待ちうけ、水の中に顔を突っ込んでボールを拾うゴン。最近は益々過激になりました。
本日、小泉元総理が政界を引退し、後継に2男の「進次郎さん」との報道がありました。以前にもお話した事がありますが、彼とは7年前に1年間、同じ英会話教室で机を並べた事があり、娘の彩子も同じ教室でオーストラリアのホームステイに3週間同行したご縁があります。
私は自民党の支持者ではありませんが、彼が27歳の若さで政界に打って出るのであれば、できるだけ応援したいと思います。
2008年09月13日
看板犬と看板鳥2
先日、当分「扶養家族」と書いた看板鳥のピーちゃんですが、今月に入り突然「独り立ちの気配」が見えてきました。はじめは電線に止まっていたピーが倉庫の屋根に飛んできて、足に掴んだ何かを食べているのです。
無論私があげた物ではありません。この時は「ふーぅん!自分でも何かを食べることができるんだ!」くらいに思っていました。と言うのも、その後も相変わらず食事の要求をしていたからです。
しかし、その1週間後、今度は田んぼの上空から倉庫の屋根に直接やって来たところ、足に大きな「何か」を掴んで、しきりに食いちぎっています。そういえば、その前日、ピーは1日食べ物を何も要求しませんでした。(北側の林の中に入るのですが、枝に止まったままで出てきませんでした)
いつも食事を与える杉の丸太にピーを呼ぶと(丸太を叩いて「ピー」と呼ぶと下りてきます)、その足には8cmほどのかえるを掴んでいました。これ見よがしにそれを食いちぎっては食べています。とっても美味しそうに!!
ついにピーは自分自身で食べ物を採る事を覚えたのです。なにやら「ほーっと」と、「巣立ち?」??
ところが更なる驚きはこの日の午後に再び起こりました。それは、上空高くピーが舞っているのです。これまでは「食事処」(丸太)と電線と自宅裏の林の中に居て、飛んでも200mはなれた乗馬クラブ(アドバンスホースパーティー)までで、その高さはせいぜい20mどまり。
ところがこの日は明らかに50m以上、しかも滞空時間がこれまでと比較にならないほど長いのです。更に「仲間の鳶」が7羽も一緒です。他の鳶に攻撃される事も無く(これまで、たびたび急降下をして来て、「攻撃」されることがありました)、本当に楽しげに飛んでいるのです。
この時の感動はかなり「大きなもの」で、心からピーに「おめでとう!!」と叫びました。と同時に仲間と一緒にどこかに行ってしまうことも覚悟しなければいけないとの思いも過ぎりました。
この日は、2月ぶりに横須賀に帰る日だったため、後はお隣のNさんにお任せしました。昨日夜中に戻るまでの4日間は気掛かりでしたが、本日早朝から屋根の上で「ピーヒョローピーヒョロー」と朝食の催促をするピーの声で目を覚ましました。
Nさんに不在期間中のピーの様子を聞いたところ、相変わらず食事を食べに来たようです。「がっかり」と「ホォッ!」と混在する複雑な心境です。そして、本日は朝晩2食しっかりワカサギとアジを平らげたピーでした。(本日もお友達の鳶と仲良く遊んでいました)
さて、愛犬のゴンちゃんは、5日ぶりに田舎暮らしに戻れ、朝からウキウキです。朝の散歩も久しぶりに松涛苑別荘地(先日引渡しをしたログハウスが建っている別荘地です)で川遊びを堪能しました。
胸まで水に浸かりながら、ボールを水の流れに落としては下流まで追いかけて行き、顔を水に突っ込んで銜え、上流に運んでは又落としと5回も繰り返しました。「一人遊びができる犬」なんてなかなかお目にかかれない。と思うのは贔屓目でしょうか?
そうそう、夕方の散歩は刈り取ったばかりの牧草地でしたが、モグラの穴を夢中で掘っていたゴンにいきなりピーが襲い掛かりました。以前に一度ボール遊びをしていたゴンに限りなく近づいた事はありましたが、今日は足でゴンの腰あたりにアタックしました。
ゴンの怒ったこと!!。吠えながらピーを追い掛け回しました、にも拘らず、今度はゴンの目の前5mに舞い降ります。一瞬「にらめっこ」ですが、すぐにゴンがダッシュ。飛び立った瞬間は地上すれすれを滑空しますから、もう少しでゴンの口が届きそうでした。
ピーとゴンの関係ははっきり分かりませんが、ゴンにしてみれば「お父さんがやたらに「ピー・ピー」と言ってかまっているやな存在」であり、時にはゴンのいるデッキと屋根との間1.5mを飛び抜けていく挑発的態度に腹を立ってている相手。ピーの方はゴンは明らかに他の犬とは違う存在で、いつもお父さんとお母さんと遊んでいて羨ましい存在。なんて思っています。
ゴンの散歩やボール遊びにピーがどのように関わってくるのか?これからも楽しみです!!
2008年08月31日
我が家の看板犬と看板鳥
25日に引渡しをしたMY邸の完成披露会がご近所の方達もお招きして「盛大」に行われました。私もKさんやNZさんそれに長根尾さんと参加しました。MYさんのテニス仲間も参加され、総勢で30名ほどの盛会でした。
天気予報では「雨」のこの日は、晴天に恵まれ、夜の8時頃まで飲んで・しゃべって、エレクトーンの演奏に合せて歌う人までと、楽しいひと時となりました。
本日、残っていたカーテンも取り付け、全ての作業を完了しました。(網戸は後ほど交換します)
さて、2ヶ月に及ぶ「工事」の為、この間、愛犬のゴンと鳶のピーちゃんに接する時間が大変に少なくなっていました。ゴンとは朝の散歩も30分ほどとこれまでの半分でした。私が「忙しい」と認識しているかのように「自宅前の田んぼの畦」で、ボール遊びをして朝の散歩を済ませるゴン。
工事が終わった26日からはきっちり1時間の散歩に戻りました。「ピリピリ」とした私の感情を読み取っているかのようです。一方のピーは相変わらず「自立」できず、朝晩のご飯を要求しています。5月23日に突然現れてから100日になりました。
食事当番は妻に代わりましたので、妻の姿を見るとサーッと下りて来て、「ご飯・ご飯」とピーピー鳴いています。でも、26日からは私に戻りましたので、多少戸惑うかと思いきや、全くそんな事もなく、私から大好きな「わかさぎ」や「豚バラ肉」をもらっています。
ゴンと草原でボール遊びをしていると、近くまで飛んできて、自身の存在をアピールします。ひょっとすると散歩についてくるようになるかもしれません。
しかし、これまでの観察で、近所の「カラス」と「他の鳶」との縄張りの関係があるようで、両者に追い回される事もしばしば見受けられます。
これからどうなっていくのか、とりあえずは我が家の「扶養家族」である事は間違いなさそうです。

これが「ピー」のカメラ目線です

ピーとの2ショット。ピーは「甘党」のようです
2008年08月25日
無事完成・引渡し!!
6月25日に荷下ろしを行い、建築中だったMY邸は、本日午後無事に引渡しを行いました。網戸2枚が湿気で反ってしまい閉まりませんので、後日交換します。
今回の「物件」はこれまでの私が作ったログとは一味違います。
それは、デザイナーが入った事。内部造作は95%このデザイナーが作成した「図面」に基づき行いました。そのため、キットに含まれている部材を使用せず、デザイナー指定のものを使ったり、内部建具や家具は全て「別途製作」したものを使った為、これに合せて枠材から作るなど、とても手間が掛かる工事となりました。
例えば、「手摺」「仕切り壁用板」「絨毯敷き」「畳」「間接照明」など。
手摺はキット部材として、フィンランドパインの柱・フェンス・手摺が入っていますが、これを2階天井近くまで通し柱を付け(この柱もOSB板を化粧として貼りつけたものを使用)、それに手摺を付けたもの。2階通路の手摺には指定の間柱を作製し、これに10mmの中空ポリカを化粧ビスで固定。(バルコニーの手摺とフェンスも同様)
仕切り壁は通常「ログパネル」と呼ばれるログ材と似せて造った板で構成しますが、今回はサンダー掛けしたOSB板を指定され、約30枚を使用しました。8mmのOSB板では反ってしまうため、下地に構造用合板を貼りました。(OSB板は通常構造材として壁の下地材で使われます。)
2階は全て(トイレと洗面所は除く)絨毯敷きです。このため、根太ピッチは303mm(通常は450mm)とし、12mmの構造用合板を2枚貼り合わせました。(根太も通常は150mmx50mmのところ、200mmx50mmを使用)
畳の部屋は今回初めて造りました。絨毯同様床の下地には構造用合板2枚を貼り合わせました。
間接照明は2階に3箇所、1階に2箇所。そのほか造りつけ家具の下部に4箇所設置しました。
電気配線工事に使用した電線は約800m。照明器具数は90灯を超えました。しかもほとんどがダウンライト(その半数以上は人感センサーつき)のため、その手間は大変なものでした。
電気工事を行ってくれた隣家のNZさんには大変にご苦労をおかけしました。(工事に従事していただいた日数は40日を越えました)
お疲れ様でした!!
大工さんは7月初旬こそ日曜日はお休みでしたが、中旬以降40日間でお休みは8月14日の1日のみ。朝8時から夜8時・9時・10時まで、本当に頑張ってもらいました。これまで数棟の私のログを手掛けていただいていますので、よく承知をしているK棟梁ですが、今回ばかりは勝手が違い、幾度と無く悩み私と相談しながらの作業となりました。
昨日は午後5時に作業を終了し、K棟梁・NZさんと私の3人で引渡し前の「作品」を感慨深く眺めました。
今回は、シルバーログビルダーズのKさん、長根尾さん、そして相良さんに応援していただきました。Kさんには40日間、長根尾さんは要所・要所で、相良さんには建具の塗装とそれぞれの得意分野でご協力いただきました。皆さん!本当にありがとうございました!!
引渡しの為施主が到着したのが午後1時半ごろ。完成した我が家を見て「すごいな!!」とご満足いただけたようです。私もこの瞬間「やってよかった!!」と通常は思うのですが、今回はストレートに悦びの感情が湧いてきません。
これまでで最も大変な工事を無事完了し、施主もご家族もデザイナーも「満足」しているのに、大変に申し訳ないとは思うのですが、私自身に満足感・達成感が無いのです。
「こういうログハウスも造れる」という、一つの実績であることは間違いないし、妻をはじめ周りの人たちも「素晴らしいログハウス」と言ってくれますが、・・・・
自身がなぜサラリーマンを辞め、田舎暮らしをしながらログハウスキット販売やログ建築を手掛けているのかをもう一度振り返って見たいと思います。

南側エントランスから

台所・レンジフードの脇は大谷石

階段下の照明(台は大谷石)

玄関(床は大谷石)とシューズBOX

リビングからキッチンを。背後は収納庫

リビングの造りつけ棚と間接照明