管理人のひとり言

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日々の出来事を不定期で掲載しています。

2023年02月15日

ムクナ豆関連商品の新価格表示とHPの刷新について

今年から、一部商品の価格改定を行いましたが、諸般の事情で、前回改定しなかった商品の一部を改訂させていただき、「新価格表」として、アップしました。製造委託コストが上昇しており、やむを得ない事情とご理解ください。なお、ご注文ページとの整合がとれておりませんことをお詫びします。ご注文いただいた際は、個別にメールを差し上げ、ご確認いただいておりますので、宜しくお願い致します。ページ修正は、今しばらくお待ちください。

1年以上前から、もう少し詳しい内容にしたいと考えていたHPですが、2月中には変更原稿を仕上げたいと思っています。今週中には確定申告を済ませ、そちらに集中したいと思います。


2023年02月08日

乾燥中のムクナ豆を全てネットに収めました

乾燥中のムクナ豆の様子を確認しない日が5日程続きました。少し暖かくなり、様子を見に行くと、FVBの種があちらこちらに沢山散らばっています。そうです、我慢できずに自ら爆ぜていました。

この状態の「莢」をネットに入れる時は、慎重に行います。少しの刺激で爆発してしまうのです。通常、引っ掛けている麻紐から房を外してネットに収めますが、この状態では、吊るしてある紐を切断して、ひもごと収納します。この間も莢同士が当たるたびにネットの中で爆発しました。

FVBの方が八升豆に比べ莢の肉厚が薄いため、乾燥の進みが早く、油断するとこうなります。残っていた一部の八升豆も全て、ネットに収めましたので、後は、豆の取り出し作業をお願いしている「りんどう作業所」さんの進み具合に合わせて順次搬出します。

2棟のハウスに、八升豆が20ネットとFVBが10ネットほど乾燥中です。

昨年に比べて、少し作業が遅れている「確定申告」ですが、ほぼ収支が出そろいましたので、1週間ほど「申告書作成作業」に集中したいと思います。ちなみに、「農業収入」は昨年比1.5倍程度になりそうで、「食べれる農業」実現に1歩近づきました。


2023年01月03日

新年あけましておめでとうございます

2023年の新春は、穏やかな天候に恵まれ、静かに訪れました。この一年、穏やかであってほしいと心から思います。

ロシアによるウクライナに対する侵略戦争は、未だ終わる気配はなく、多くのウクライナ国民の悲痛な叫びを思う時、一日も早くこの蛮行が収束し、希望溢れる復興が速やかに成就することを心から願います。プーチンの生命に「菩薩の心」が芽生えることを、日々願っています。

今年は、私の人生において、おそらく最後の大きな転換点になります。21年前に当時高校3年生になったばかりの子供を母に任せ、夫婦で那須に移住して以来、別々に暮らしてきた娘の彩子が、良き伴侶を得て共々那須に移住することになったためです。

那須の自宅は、手狭の為、これから娘夫婦の家探しが第一番目の課題ですが、近所に良いご縁があればと、リサーチを始めました。娘には貸別荘業を、婿にはムクナ豆事業を引き継ぎ、安心して暮らしていけるようサポートしたいと思います

さて、那須に移住を決意した20数年前から、「世の中、このままの暮らしが継続する事は無いのではないか」という漠然とした「不安」「疑問」を持っていました。明確な根拠は無い物の、物資の乏しかった少年時代の経験が「大量生産・大量廃棄」の現状と比較し、また、人間の経済優先の活動が自然環境を大きく傷つけ、急激な気候の変動を引き起こしていることが、そう感じさせたのだと思います。その思い(不安)は、「資本主義以後の世界」(中谷巌著2012年)・「なぜ、脱成長なのか」(斎藤幸平解説2021年)「人新生の資本論」(斎藤幸平著2020年)そしてローマクラブの「万人のための地球」(2022年)との出会いによって、まさに「目の前にある危機」だと確信しました。


2022年12月12日

2023年1月からムクナ豆及び加工品の一部を値上げします

値上げラッシュが続いている昨今の状況で、ムクナ豆(八升豆及びFVBの生豆)及び焙煎きな粉の値上げをするのは、本当に心苦しいのですが、来年1月1日以降販売する生豆は1Kg8000円(税抜き)に、焙煎きな粉は100g1600円(税抜き)に価格を改定いたします。

2015年から本格的に栽培をはじめ、昨年の確定申告で、初めて数万円の黒字を計上しました。今年は、昨年に比べ1.7倍ほどの売り上げになっており、お客様の数も延べ2000名を数えます。

今後、益々ムクナ豆に対する需要は増えていくと思われますが、私の年齢(来年は6回目の年男)と、ムクナ豆栽培や生豆及び加工品の安定した継続的販売を合わせて考えると、後継者問題は喫緊の課題と言えます。

幸いにも、娘夫婦が「貸別荘業」を継ぐことになり、「ムクナ豆事業」も併せて引き継いでもらいたいと考えています。その為には、事業継続が可能な「適正な販売価格」にさせて頂く事が必要と判断しました。

私のムクナ豆及び関連商品に対する基本的な販売価格の根拠は、「汗して働く生産者が食べていける事」「消費者になるべくお求めやすい価格で提供する事」の2点です。この相反する2つの事由の妥協点を今回の価格に反映しました。

農薬を使わず、有機肥料の自家栽培(一部は協力農家さんから買い入れ)のムクナ豆(生豆)やその豆を自家焙煎し製粉・袋詰めまで一貫して行う焙煎きな粉は私の気持ち(お使いいただく皆様のお役に立てれば幸い)が入った、安心してご購入いただける商品と自負しています。

一方、昨年から販売している「ミクロパウダー」は、焙煎きな粉よりもL-do-pa の含有量が約3割多く、1g当たり44mgありますので、「健康維持」というよりは「なにがしかの症状」がある方にお勧めの商品です。こちらは、私の生産したムクナ豆を特許技術の製粉機械を持つ会社に製造委託した物で、100g当たり2500円(税別)で、継続販売中です。(こちらは、卸販売もしていますので、お問い合わせください)

2022年産八升豆(良い作柄でした)


2022年11月30日

ムクナ豆の栽培管理(完結)

栽培管理について、今季は栽培の終盤から書き始めましたので、「種まき」から「定植」以降について、来春から掲載します。(その予定です)

この数週間で、収穫のタイミングとその後の乾燥手順について数名の方からお電話をいただきましたので、改めて、まとめて書き残しておこうと思います。

「収穫のタイミング」:凍みる前に収穫する・・・この判断をする目安が「霜」です。霜=凍みるとは限りません。今年の「那須地方」で言えば、結果的には11月30日(本日)が最良の収穫時期でした。しかし、私の収穫した時期は1回目が八升豆を、10月25日と26日の2日間で、第2回目も八升豆で、11月3日~5日(ここまで3回の霜)11月14日にFVBの約半分を収穫し(ここまででさらに3回霜)残りのFVBは27日に終了しました。(さらに1回強い霜がありました)

本日、圃場に残る八升豆とFVBの莢を全て拾い歩きましたが、地上に近い物で水分量が多い物は凍みていました。しかし、ある程度水分が抜けた物は地上1m以下でもうまく乾燥すれば「種」になるものでした。

以上の状況から、ある時点で、水揚げを止め(地際で茎を切断する)、水分量を減らし、多少の寒さでは凍みないようにし、収穫時期をなるべく先延ばしすることで、完熟豆を増やす事が、現段階におけるもっとも収穫量を増やす合理的な管理方法と思われます。

「追熟・乾燥方法」:莢が灰色でカラカラと音がしても、「完熟豆」とは限りません。しっかり乾燥させ長期保存が可能な「種」は、水分量が約13%と言われていますので、乾燥で莢が「爆ぜる」まで待つことが基本です。

収穫時点では、上記のような「ほぼ完熟」・次いで「黄色い莢」・「くすんだ緑でしわが寄る莢」・「くすんだ緑色の莢」・「濃い緑色の莢」・「緑色で種の部位がぷっくりしている莢」・「緑色でスマートな莢」・「明るい緑でスマートな莢」という順番が完熟~未熟を示しています。(八升豆の場合)

この内、スマートな2種類以外は、全て「種」になる可能性が高いので、上手に追熟・乾燥させることが必要です。

「緑色」が残っている莢は、光合成を続け、種に栄養を送り続けるため、「追熟」と考えています。その為、なるべく光にあて、かつ、乾燥を進める必要があるため、風通しが良い場所に、重ならないように干すことが基本です。ビニールハウスがあれば、ハウス内にパイプで棚を作り、麻ひもをたらして、莢ごと吊るすことが、効率的と考えています。凍みる心配がなければ、軒先に紐に掛けて吊るしておけば大丈夫です。

灰色や黄色でしわがあるものは、完熟が近いので、爆ぜるタイミングを注意しておきます。莢を折り曲げるようにすると、「爆ぜ」が近い物は「カチカチ」で、「妥協しない固さ」を感じます。こうなった物は、落ち葉を集めて入れる「ネット」に纏めて入れて、パイプ棚に吊るします。こうしておけば、「爆ぜても」地上に落ちて汚れる心配がありません。ネットの中で種が数十粒飛び出しているのが確認できれば、いよいよ種を取り出すタイミングです。

「種の取り出し方法と選別」:埃を巻き上げず・効率的に・・・「粉砕して、種を取り出す」という機械(試作機械)を使ったことがありますが、種が割れてしまったり、残ったゴミや種を篩にかけた時の埃がひどく、あまり「良い」とは思いませんでした。

地道ですが、一莢ずつ割って取り出し、その場で選別して、篩でゴミを落とす事が、今のところ「最良」と思っています。しっかり関している莢は「爆ぜたい」状態ですので、莢の先端を鋏で切れば、勝手に割れてくれます。是非試してください。



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お知らせ

2024年03月5日

【バスタオルの価格変更に関して】クリーニング代の高騰により、4月よりバスタオル代を1枚110円から、200円に変更いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2024年02月29日

5月のご予約は3月1日0時からご予約フォームにてお承り致します。(電話は9時から)ご予約をお待ちしております。「GWの料金」4月27日~5月2日はB料金、5月3~5日はC料金となります。

2024年02月22日

「山荘に関して」①2017年1月より、諸般の事情により山荘は「男性のみでのご宿泊」はお受付しておりません。申し訳ございませんが、ご理解の程、よろしくお願い致します。②2024年より管理者が変わりました。「山荘」のお問い合わせは、070-7659ー0931(石井)にお願い致します。 ご利用、お待ちしております。

2024年02月21日

[再掲載」営業内容一部変更についてのお知らせ  ①2023年2月よりご予約受付は、予約月の2か月前の1日0時からお受付となります。(公式HPが更新できておらず申し訳ございません)。②調味料は置かなくなりました。必要分だけご持参ください。

2024年01月30日

「お問い合わせ、ご予約に関して」お客様よりメールをいただいてから24時間以内には必ず返信しておりますが、稀に「返信がこない」というお声をいただきます。万が一返信がない場合は、お手数ですがお電話にてお問い合わせをお願いいたします。

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