
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2011年03月20日
自分ができる事
多くの出来事があった1月半ですが、今は現に避難してこられる人たちに、少しでも「安らぎの時間」を持っていただくように配慮しています。
確定申告と母の85歳の誕生祝を家族全員で行う予定だった横須賀行でしたが、母の体調が悪く、また11日に発生した大地震によって大きく行動が変わることになりました。
母の体調の回復を待って、母を伴い15日午後8時前に横須賀を出発首都高速から4号線で那須まで4時間余りの行程でした。
16日からは福島県いわき市から避難してこられる方たちをログキャビンで受け入れました。非常事態ですから料金は半額ほどに。ガソリンが手に入らないため、買い物のお手伝いや自宅洗濯機をご利用いただいたり、自家製味噌やお米の差し入れ、計画停電の情報提供など自分たちでできる事を行っています。
原発の状況には憂慮しつつも、今後の復興に向けて「ログハウス」を住宅として建築されることをお勧めしたいと思っています。
2011年02月17日
セルフビルド中!!
私のお客様で、今現在ログハウスをセルフビルドしているのは、那須のSHOさんご夫妻と、一昨年9月に荷下ろしをした長野県伊那市のSさんご夫妻です。
SHOさんは私の自宅から10分足らずのご近所ですから、「何か」あれば、すぐに駆けつけられます。また、ログ組・屋根工事までは私が請負い工事をしました。
更に電気工事も私の隣家である電気工事士のNZさんにお願いしました。・・・それでも十分セルフビルドを体験でき、充実感を味わえます。
しかし、Sさんご夫妻は、土台からログ組、屋根工事、給排水工事、電気工事、建具取付、内部造作工事とすべてをセルフビルドで行いました。これまでにSさんからご連絡いただいたのは「アスファルトシングルが少し足りません」というものだけです。
そのSさんご夫妻から、つい先ごろ「今月末までに引っ越しをします」とメールをいただきました。・・・とても楽しそうな「セルフビルド中の写真」とともに。

天然素材の断熱材を施工

長野県産「落葉松」(カラマツでしょうか?)の床材張り

あ~張り終えた!

仕切り壁の骨組みです

ドアは杉板、枠は余ったログ材等

便器をセット

洗面台は「たも」

スリッパストカー施工中の奥様

室内ドアはすべて手作りです

シンクを制作中1

シンクを制作中2

シンクを制作中3(ウォールキャビネット)

出演者の中心は奥様です!!

エコ給湯も無論、セルフ施工です

ストーブ工事:やっとご主人の出番?です

ストーブの点火式(大工作業より「火遊び」が面白い!

電気配線工事の検査完了(電気工事士の資格取得)

お気に入りのカウンターテーブル(天板は桜の1枚板)

残ったログ材(115mmx178mm)で囲炉裏制作

おせちと囲炉裏・・・いい雰囲気ですね!!

ロフト用階段制作
この写真を見ていただければ、お二人が本当に楽しみながらセルフビルドをされているることがよ~くわかります!!ちなみにS邸は11.2mx7.6mの大型ログハウスです。
完成しましたら、是非、押しかけていきたいと思っています。・・とても楽しみです!!!
2011年02月12日
大雪でも熱い戦い
すっかり更新をさぼりましたが、冬籠りをしていたわけではありません。
数名のお客様のご訪問をいただき、打ち合わせを行ったり、見積書をお出ししたりと「活動」しています。
また、将来の喫茶店開店に向け「大型スモーカ」の制作も行っています。(あと少しで完成です。)
今は、は確定申告の準備もあり、少し落ち着かない気分です。毎年この時期には「今年こそ地道に記帳しよう」と決意するのですが・・・・・
そんな中、世間(那須町)では8日に町議会選挙の告示となり、明日の投票日に向け熱い戦いが繰り広げられています。
雪が降ったりやんだりの悪いコンディションですが、5日間という「短期決戦」のため候補者の皆さんは必死に頑張っています。
でも、「当選」はゴールではなくスタートですから、新しい町議会議員の皆さんには今の思いを持続し、那須町がより暮らしやすい街になるよう頑張っていただきたいと思います。
2011年01月03日
新年あけましておめでとうございます!!
新年、あけましておめでとうございます。本年も相変わらず、当HPをご覧いただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします!!
昨年末の29日から本日3日まで「ログキャビン彩」はおかげさまで「満室」でした。本日ご利用のお客様から「明日も宿泊が可能ですか」と先ほどお電話がありました。
「とても気に入ったので、もう一泊したい」という、たいへんにありがたいお申し出です。残念ながら明日から4日間は休業しますので、丁重にお断りしましたが、
いつまでも「また泊まりたい」と思っていただける「貸別荘」を目指します!!
一方のログハウス販売は「景気の行き先不透明感」からか、昨年はSHOさん邸1棟に終わりました。起業して以来のワースト記録となりましたが、年末に今年の販売につながるお話もありましたので、希望を持って営業したいと思います。
さて、昨年に続き母が那須で一緒にお正月を迎えることができました。12月22日から明日までちょうど2週間の滞在でしたが、とても元気で過ごせました。鳶のピーコとの再会が一番うれしかった母、ピーコも母を忘れてはいませんでした。
昨年9月初旬に横須賀に戻って以来、約4か月振りの再会でしたが、母が豚肉を見せるとすぐにやって来て、甘えた声を出しながらもらっていました。



2010年12月26日
年末にあたって思うこと
今年もあと数日を残す頃となりました。このHPをご覧いただいている全ての皆様に感謝申し上げます。「この一年本当にありがとうございました!」
さて、この一年を振り返りながら、最近特に感じていることの一端を書き記しておこうと思います。
政治や経済の事に関しては門外漢の私でも、今日の日本の現状に漂う「閉塞感」を強く感じています。
100人以上の従業員を抱える会社の社長でもあるご近所のKさんですら「一度は民主党にやらせてみたい」と期待した「民主党政権」は今や支持率は20%の体たらく。
本当に政権奪取を「真剣」に考えていたのか疑問です。「政権運営」に「不慣れ」などという言葉は通用しません。
普天間・子ども手当・高速道路の無料化・暫定税率の撤廃・農業個別保障・政治と金などなど公約との齟齬は明白です。突発的に発生した「尖閣」問題の対応のまずさ。
これを契機とする(と思われる)北方領土問題など、枚挙にいとまはありません。
とても印象に残っているのは「道路特定財源制度における暫定税率の廃止」。自民党政権下の参議院で過半数を制していた野党時代、一時は期限切れで廃止になった暫定税率、その後三分の二ルールで復活したものの、自らが政権党になるや「廃止」はしないと一転。・・・あの騒ぎはいったいなんだったのか・・・・
しかし、そんな状態でも「相変わらずの自民党」には戻れないというこの閉塞感。・・・国民の不満のはけ口として、民族主義的な考え方の台頭にならないよう、全ての国会議員は、緊張感を持って国政にあたってほしいものです。
一方、異常気象に象徴される「地球環境問題」。干ばつや洪水などにより穀倉地帯で被害が続出し「食糧危機」という言葉が飛び交っています。
しかし、どこのスーパーにも食料が山積みされている日本の現状ではなかなか実感がわきません。主食である「米」も余剰米が増加し、その処分の前倒しが議論されるなど、「食糧危機」という言葉に危機感はありません。
でも、ひとたび本当の「食糧不足」が発生すれば、争いが起こることは必然です。そして、その可能性は「地球環境」の」急速な変動によって、大きくなっていると強く感じます。
わずか200年余りで地球環境を変えるほどの「加害行為」を行った「人間のおごり」。地球上の他の生物にとってこれほど「迷惑」な存在はないと思います。
そう言っている私も「車」や「家」を持ち、「便利な生活」を享受してきました。ですから、今更「もっと不便な生活に戻せ」などとは言えないのですが・・・・
でも、「現在の利便さを享受しつつ、持続可能な社会を目指す」などということが可能とは到底考えられない状況になっていると思えてなりません。
「英知を結集して、100年先の生存の保証を真剣に考えるべき」と言いたいところですが、まずは「自給自足」を意識して、できるところから一歩を踏み出そうと思います。