
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2011年09月23日
本日は人生が変わった記念日です
1995年9月23日。そうです、今から16年前の本日、那須ハイランド近くの別荘地にログハウス建築を開始した記念日です。
このログハウス建築をきっかけとして、私は公務員を辞め、ログハウス販売・ログハウスの貸別荘運営を生業とする自営業者に転身したのです。
1996年。貸別荘として20坪のログハウスを建築。98年14.5坪のログハウスを建築。在職中に準備を進め、2000年には貸別荘から200mほどの距離に自宅兼事務所用地を購入。2002年3月に横須賀市を退職、自宅ログハウスをセルフビルド。
これまでに販売したログハウスは北は北海道から南は愛媛県まで55棟。
今日、「山荘」(初めて建てたログハウス)のお掃除に行き、ふと、「記念日」だと気づきました。・・・あー思えば遠くへ来たものだ!!
2011年09月21日
滅多にありません、こんなレート
今しがた確認した€対円のレートは1€=104円24銭
銀行の手数料を加えても105円台・・・こんなレートは10年ぶりです。
例えば、3年前は167円でしたから、なんと、62円近くも安いのです。・・・例えば、70000€のログハウスキットを購入した場合、62円x70000=4340000円・・・なんと434万円も安く購入できるのです。
これでは、たとえ契約前でも「支払うべき」と、先ほど、風雨の強まる中、銀行に赴き、NIINIKOSKI宛に送金しました。
もっと下がるのか?上がるのか分かりませんが、輸入業者にとってはまさにチャンス!!・・・ログハウス購入を検討中の皆様にもチャンスです!!
S邸の契約は9月25日(大安)の予定です!!
40fコンテナ3台にしましたので、ミニログ程度は入る隙間があります。、ご希望の方はご連絡ください!!
本日、鳶のピーコは鶏小屋に入れて台風をやり過ごすことにしました。
野生の鳶を人が「保護」の名のもとに庇護することは良くないことと十分認識していますが、台風が通過する今夜中、ずーと心配していられません。明日の朝「冷たくなったピーコを見て後悔するのは避けたい」という私の我儘です。
でも、今年になって2回、ピーコは寝床の止まり木から落ちて、地上に落下。たまたま見つけて保護した経緯があるのです。
いくら猛禽とはいえ、夜間、目が見えない状態で地上をうろついていたら、野犬やイタチやきつねに襲われます。
緊張感が欠如しているのが、本来のピーコなのか?餌を必死で取る必要がない環境がそうさせてしまったのか、分かりませんが、もう、ピーコを「野生の鳶」として突き放すことは難しい状況の私です。
2011年09月12日
朝晩は秋
朝の気温が20度を下回り、夜の風も半袖では寒いと感じられる季節になりました。でも、昼間は熱い!!今も32度を超えています。
空気も乾燥していて、今日は絶好のシャンプー日和。ということで、柴犬のゴンとMIXのもものシャンプーをまとめて行いました。
二人にとっては「迷惑」ですが、人間と一緒に暮らす以上、少しは清潔さを保ってもらう必要があります。
夏休みの延長戦で9月5日までログキャビンは営業していましたので、6日から8日の短期間横須賀の自宅に戻りました。7月以来2か月ぶりです。
母の具合があまり芳しくないように聞いていましたので、少し心配でしたが、とても元気で安心しました。
「物が黄色く見える」というので、眼科を受診しましたが、11時から2時過ぎまで3時間余り・・・本人も私も疲れました!!
医療費よりも駐車場料金が高く・・・・これって一体???
一緒に那須に来るよう説得しましたが・・・「行かないよ」と。無理強いはできませんが、近い将来一緒に暮らすことを想定し、母の部屋を増築することに決めました。もちろんログハウスです。
約9畳で、トイレと洗面台、ベッドに小さなキッチンも付けようと思います。片流れの屋根で、母屋から1mほどしか離れません。
ノーマルログで95mmx160mmサイズ。これで母屋と事務所と母の離れで3種類のログハウスの見本が揃います。
お客様のお好みでラミネートでも、ノーマルでも実際にご覧になって選んでいただけます。
着工は来年3月を予定しています。
さて、少し遅れているSさん邸。9月4日に打ち合わせを行い、今後のスケジュールを調整した結果、今月中旬の契約締結、10月初旬発注。12月中旬着工というスケジュールになりました。
5日には荒井建築設計事務所の荒井設計士と打ち合わせ、早期に建築確認書を提出するよう依頼しました。
基礎工事をお願いする(有)高久工業のマサユキ主任にも新しいプランでの見積もりをお願いし、早速ご提出いただきました。
S邸は約55坪の総2階建てログハウス。規模が大きいので、ログ材も厚さ115mmx高さ178mmのラミネートを使い、その総延長は約2500mにも及びます。
当初、コンテナは40fH/C2本の予定でしたが、20f1本を追加します。
ミニログをご希望の方はS邸と一緒に混載しますので、輸送コストが下がり、お買得になりますので、この機会にご一報ください!!
2011年08月18日
暑さは今日まで?
S邸の図面はすべて整い、後は契約のみですが、Sさんのお仕事が大変に忙しく、少し日延べしています。
「いつまでに造れなければ困ります」というよりは「少し延びてもOK」。というおおらかな性格のご主人ですから、工事着工は少し遅れそうです。
さて、8月も半ばを過ぎ、暑さも今日まで!!と、言われています。
ともかく、暑かったです!!毎年この時期のキャビンはほとんど満室ですが、連泊のお客様が重なると、お掃除はなく、お迎えもないという「お休み」が発生します。
ところが、今年はタイミングが合わず、全くお休みなしの状態が続いています。しかし、キャンセルが出て、明日は「お休み」と喜んでいた矢先、「今日なんて空いていないですよね」とのお問い合わせ。・・・・よほど「満室です」と言いたいのを我慢して、「空いてはいますが、4名様用の山荘なので、お二人でも2万円(本当は3万円なのですが・・・)かかります。」と、断念を促すようなお答えをしました。
「そうですか2万円。ちょっと他をあたってみます」とお客様。・・・正直、ほっとして電話を切りました。
ところが間もなく、黒いウィッシュが止まり「先ほど電話した者なのですが、まだ空いていますか」と。
ここで、素直にお受けすればいいものを、「もう少しお安く泊まれる場所があるかもしれませんので、ちょっとお待ちください」と、ご近所の貸別荘に問い合わせをしました。内容をお聞きしたところ、「山荘」の三分の一くらいの大きさで料金が高い(BBQ込)ことが分かり、「腹を決め」ご利用いただく事にしました。
(BBQサービス)
うーん!!・・・商売人失格です。
娘の彩子が16日から2泊三日で遊びに来ました。毎日不規則な生活をしていますので、のんびりしに来たのでしょう。アウトレットに出かけた以外は家でゴロゴロしていました。
鳶のピーコとは4回目の対面ですが、これまで傍に寄ったことはありませんでした。
昨日、畑で遊んでいたピーコを見つけ、ためしに彩子を呼んで触れるか試してみました。
すると、逃げるでもなく、撫ぜられていました。・・・私のDNAを彩子に感じたのでしょうか・・・・これで私たち夫婦と娘そして母の家族四人はピーコと遊ぶことができます。

いたずらをしないと気が済まないピーコ

暑さで呼吸が荒いです「ハアハア」と聞こえます

カメラ目線で「ハイポーズ」

ちょっと緊張気味のピーコと彩子

二人に触られて「いやだなー」

もう「秋」。この場所ではいつも1か月早い

クーラがお友達のゴンチャン

なにか?
2011年07月31日
私の作るログハウス
昨日、Sさんご夫妻と給排水工事を担当するT冷暖のTさんとの打ち合わせを行いました。
Sさんご夫妻とは延べ20時間に及ぶ打ち合わせを行い、最終の図面に訂正を加えました。また、Tさんとは工事の進捗に合わせた隙間のない施工を依頼しました。

間口9mx奥行11m、延べ床面積55坪(決定図面)
今更ですが、私の作るログハウスについて今回のS邸を例にお話ししたいと思います。
① 先ず、施主のご希望の間取りをお聞きします。
初めから明確なプランをお持ちのお客様は多くはありません。「分からない」のが当たり前です。そのため、ご希望を簡単な絵にしたものをお持ちいただき、それを眺めながら、じっくりお話をお聞きし、間取りにしていきます。

Sさんご夫妻が初めてお越しの際お持ちになったプランに、私がお話をお聞きしながら赤線を入れたもの。
② 打ち合わせの結果を私が手書き図面を作り、それを基に2回目の打ち合わせを行います。

S邸当初プラン(ちょっと見づらいですが、1・2階平面と内部の立面図)
ご予算の関係もあり、ロフトタイプの2階を考えていましたが、ご希望プランではロフトの個室天井高さを確保することが難しい状態でした。(この時点で1坪当たり単価は約50万円)
打ち合わせの結果、「今度の家は後悔したくない」との強い思いを語られましたので、次回までに新しいプランを提案することにしました。
③ 前回の打ち合わせを基に私が素案②を提示して、3回目の打ち合わせです。

決定プランの素になった素案②
素案②は総二階建てで東西方向に壁を一枚増やし、棟の位置を非対称にしました。2階の壁は南側に2.3m。
北側は1.4mを確保し、棟の高さは地表から約6.7mとし、居室としての空間を確保しました。
実際の大きさを体験していただくために、那須街道沿いのお蕎麦屋さん「味玄さん」、トウカン別荘地の長根尾邸それに9mx11mと同じ建築面積のH邸を見学。
とても気に入っていただけ「大満足のプランです」とのお話をいただきました。
これをFINLANDのNIINIKOSKIに送り、彼がCAD図面にして送り返してきます。
④ FINLANDから送られてきた各壁(ログ壁=耐力壁)の開口寸法や構造上の問題がないか私がチェックし、それを基に4回目の打ち合わせです。

見づらいですが、送られてきたCAD図面に訂正の指示を書き込み

訂正されて送られてきたE壁の詳細図(これに1段ごとの番号が付けられると施工図面になります)
⑤ 昨日の打ち合わせは、通しボルト(ダボは使わず、すべてφ14mmの通しボルトを使用します)や電気配線用の穴を掘る位置を示したほぼ完成した図面を基に、キッチンのサイズやピアノ位置の変更に伴う壁幅の変更やエアコン位置変更による電気配線用ホールの位置変更など最後の調整をおこないました。
以上雑駁ですが、こんな感じで1棟のプランを決めて行きます。
ログハウス本体の特徴としては、ゲーブルエンド(2階壁や棟まで全てログ材を積み上げて躯体を完成させます)にこだわっているという事。
また、ログ壁で囲まれる部屋の広さは最大30平方メートル(6mx5m)以内とし、その組み合わせでプランを作り強靭な躯体としています。
ちなみにS邸の場合は、5.5mx3m、5.5mx4m、3.5mx3m、3.5mx4mの部屋を組み合わせて構成しています。
しかもログサイズは115mm厚x178mm高さのラミネートです。
使用する部材は、2階床の下地用に使用する構造用合板12mm以外は全てフィンランドパインの無垢材です。
建具は今回はアメリカマービン社製インテグリティー(アルゴンガス入りペアガラスで高断熱性能)を使用します。
金額は施工費込で坪50万円以下で行います。ただし、施主が塗装などできる部分を行います。(今回の震災で被災した方の特別価格です。通常55万円はかかると思います)
工事は11月初旬着工で、2か月で引き渡し予定ですので、この間見学を希望される方大歓迎です!!(基礎工事は9月下旬には始まります)