
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2012年10月19日
ゆとりの日々です
10月10日から12日までローブッシュベリー畑の改修及びローブッシュとクランベリーの移植作業を行いました。
両者ともに植え付けてから7年を経過し、木自体に勢いがなくなった事と酸性土壌を好むスギナがはびこり、抜いても抜いてもきりがない状況
になったため、思い切って畑づくりからやり直しました。
先ず、ローブッシュベリー畑の周囲木枠(4mx3m)で傷んだ箇所を交換し、ついで15本のローブッシュベリーをすべて引き抜きました。勢いがある根付きの
若い木を選別。
畑の土を平らにならし、防草シートを敷き詰め、ここに用土(小粒の赤玉土30袋、細粒鹿沼土20袋、黒土10袋、ピートモス100L、堆肥50Lを混ぜたもの)を投入しました。
一方、クランベリー畑も「スミレ」と「スギナ」と「草」が幅を利かせた状態。全てを根こそぎ引き抜き、クランベリーだけを選び出しました。
とりあえず、整備した畑に選別した両者を植えうけました。
野菜畑に「とりあえず」植えておいた「さつき」が邪魔になったので掘り起し植え替えました。・・・5年放置してあったので、根が張っていて重労働でした。
16日から3日間かけて、3つの貸別荘の5台のエアコンを全て交換していただきました。
ログハウスの建築でいつもお世話になっている木沢電設の木沢さん親子です。
私は、立会いですが、お茶出しと、ただ見ているのは「もったいない」と、日ごろ気になっていた周囲の木々の枝払いを行いました。
また、2ndの止水栓を「水抜き止水栓」に外水栓を「水抜き水栓柱」にそれぞれ交換しました。これで、冬場の水抜き作業が楽になります。
MA様のログハウスは来週中にフィンランドを出ることが判りました。建築確認通知が未だ届いていませんが、造成工事は先行して行っています。
ガレージ用の基礎工事は立ち上がり部の型枠まで終わっています。
12月10日前後の着工を目途に工事を進めます。

のんびりムードのゴンともも

色鮮やかな「タマゴタケ」(食用です)

お隣の奥さんから頂いた「ポポー」の実

那須塩原市のKA様邸、現在天井張り中

12月着工予定のMA様邸敷地(約250坪)

天高く「鳶」肥ゆる秋
2012年10月01日
ほっとしました!!
昨日は台風17号の通過で、風・雨共に強かった那須ですが、何事もなく過ごせてほっとしています。
何よりも、鳶のピーコが心配でした。
昨日、午後6時前に夕食を食べに来ましたが、あたりはもう暗くピーコが飛べるぎりぎりの明るさでした。
台風の接近に備えて、「捕獲」し鶏小屋で一晩を過ごさせるか、とても迷いましたが、「自力」で耐えさせることにしました。
(ピーコは野生の鳶ですが、これまでに3回、強風で止まっていた木から地上に落下した「過去」「実績」があります)
豚肉80gを平らげ、「たぶん、強風にも耐えられる体力はある」と、判断したのです。餌を毎日食べに来るとは言え、やはり「野生」。過保護は本人にとって好ましくないとの決断です。
(過去3回の落下の際は、運よく、落ちて間もなく私が捜索・発見して鶏小屋で一晩過ごさせています)
特に被害もなく晴天で明けた今日。(実は黒磯の現場では、仮設電源の引き込み線が倒木により切断され、東電や電気屋さんに連絡したり、現場確認に行ったりとバタバタしました)
朝から夕方5時までピーコは姿を現しませんでした。最近、5時過ぎの寝る直前が「夕食」と決めているようなので、そう、心配はしていませんでしたが、周囲のがさやぶの見回りは行いました(念のため、羽が散乱していないか)。
5時半を過ぎ、あたりが暗くなる頃、自宅前の電線にいつもの通りピーコはやって来ました。
呼ぶと、直ぐに看板(商売用看板の上部がエサ台代わりになっています)にやって来て、ピーピー言いながら、80gの豚のこま切れ肉を平らげました。特にけがをした様子もなく。「ほっとしました」
一人娘の彩子も台風の影響で電車が止まったため、品川で「足止め」だと聞いていましたが、何度かのメールのやり取りで、午前1時に自宅に戻れた事を確認。・・・こちらも「ほっと」しました。
今日から10月。ログキャビン彩の寝具を「冬バージョン」に切り替えました。
布団12組をすべて入れ替えました。全て「日本製」です。
3棟のエアコンも5台全て交換することにしました。全てシャープ製にしました。(勿論、省エネタイプです)
中国なしでは生活できない世の中になっていますが、少し高くても、日本の企業を応援したいと思っています。
2012年09月21日
ちょっとひと段落です!!
黒磯のKA様邸は16日から18日の3日間で屋根工事と軒裏天井板工事を同時に行いました。
屋根の工事は換気棟の取り付けと、破風・鼻隠しをガリバリウム鋼板でカバーする工事が残っていますが、後一日で終わる予定です。
軒天は、妻壁上部は終了し、桁側が始まりました。このところ、雨が降ったりやんだりの日々で、外仕事はなかなか進みません。
内部では、垂木間に断熱材を取り付けています。三部屋は終了し、あと少しで完了です。断熱材は50mm厚のスタイロフォームと100mmのグラスウールを併用し、150mm厚になります。(これが私の標準仕様です)
昨日、ユニットバスを取り付けました。これで、床張りも可能になりました。
KA邸はハーフセルフビルド。私はログハウスキット販売と「荷下ろし」「仕分け」「ログ組」「屋根工事」「建具取付」工事を担当しています。
しかし、KAさんは女性ですし、これまでにログハウスを建築した経験はありませんから「じゃあこれで」というわけにはいきません。
マニュアルではなく、現場で、各所の工事方法や電動工具の使用方法をお教えしながら進めています。
これまでに、インパクトドライバー、丸鋸、スライド丸鋸、エアー釘打ち機、タッカーなど初めて扱う道具の使い方をマスターし、実践しています。
「自分でやる」という強い意志があれば、女性一人(と言っても、私の仲間が応援に出向いています)でも、セルフビルドは可能です。

屋根工事の最中、軒天を張るKAさん

本日の作業。助っ人3人と電気屋さん

初物のサンマ「美味しかったです!!」

穏やかな「顔」でしょう?

柴犬「ゴンちゃん」もますます元気です!!
2012年09月15日
契約締結完了です!!
本日、9月15日。MAさんご夫妻とログハウスキット販売契約を締結しました。
MAさんは埼玉県にお住まいで、6年ほど前に那須に別荘としてログハウスを建築しました。
そのログハウスキットの販売と建築を請け負わさせていただいたのが「私」です。

デッキや庭造りはご主人のセルフです
デザインはMAさんですが、それをログハウスの構造に合わせて具現化したのが私ということになります。
900坪の敷地に建つこのログハウスは、私の「作品」の中でも印象深い一棟です。
そのMAさんが、この度、もう一棟那須にログハウスの別荘を建てることになったのです。
ご夫妻にはお二人の子供さんがいて、それぞれのお子さんたちに譲られることを見込んでの建築となります。
首都直下型地震が間違いなくやってくる。それに備えた、シェルターの役割も担うよう、強靭な構造のログハウスを再び建築されることになったのです。
しかも、「個人事業者」である「私」に今回も依頼してくださいました。
本当にありがたいことだと感謝しています。
2012年09月12日
もう少しで引渡です!!
黒磯(那須塩原市)のKA様邸はセルフビルドがご希望ですから、私の出番はあと少し。
9月3日の月曜日は6段目の途中から始め、17時半の完了時点では棟である30段を軽く超え・・・それ以上はないので・・・
垂木がけ、通しボルト、スライドメタルなどを施工。
9月4日には通しボルト完了、スラドメタル完了。垂木は木口を切りそろえ、厚さ50mm近くの破風を取り付けました。
シルバーログビルダーの長根尾さんはここまで・・・いつものことながら、しっかり仕事をしていただきました。・・感謝・感謝!!
9月5日はルーフィングまで完了。基礎の内部にたまった水をポンプと人力ですっかりかいだしました。断熱材受けを用意。
施主も軒裏天井板の塗装に汗を流しました。
9月6日には建具が到着。建具開口の処理とT型材の施工。建具取付・・・掃出しと玄関ドア以外の取り付けを完了。
9月7日、掃出し・玄関ドア取付。トリムボードの切り出し・塗装。軒天塗装完了。電気配線工事50%完了。
9月8日根太の防蟻塗装。上り框取付。地下入口枠施工。UB設置開口施工。9日はお休み。
9月10日。屋根やさん下見。採寸。天井開口部施工。地下階段制作。床下断熱材(スタイロフォーム50mm)施工。屋根工事は17日・18日に決定。
本日で大工の棟梁カクワさんは一段終了。シルバーログビルダーズの加藤さん正能さんに感謝!!・・・お疲れ様でした!!
ありがとうございました!!
というわけで、屋根工事・建具取付工事までの私の仕事は18日には完了予定です。・・・とはいえ、お声がかかればいつでも15分で飛んで行けますので、KAさん。ご安心くださいね!!
さて、この間、12月着工予定のMAさんご夫妻と2度の打ち合わせを持ちました。
設備も決めていただき、見積もりもお出ししました。建築確認申請も建築士の方に作成を依頼しました。
NIINIKOSKIとの図面のやり取りも5度を数え、ほぼ完成しました。契約締結は間近です。
8日の土曜日に東京からKOさんご夫妻が建築現場の見学にお越しになりました。
2度ほどメールでやり取りしていましたが、お会いするのは初めてです。
「マシンカットのログハス」をじっくりご覧になるのは初めて、という事でしたので、①ゲーブルエンド(2階の壁は無論、棟までログ材で組み上げる構造)、②べた基礎で高さ90cm③軒の出は1m以上、④耐力壁の要件は最長6m最大面積30㎡、⑤150mmの断熱材を天井裏と床下に施工。など、私が販売するログハウスの特徴をご説明しました。
根太に防蟻剤を塗装していた施主のKAさんは「実際にやってみると、とても楽しい!!」と、また、私が販売したログオーナでもあるシルバーの加藤さんも「ログハウスは本当に暮らしやすい家です」と、援護射撃?・・・
戻られてからメールをいただきました。「これから始まる那須での土地探しからログ建築・サポート」をお願いしたいという内容でした。
「高価な買い物」を初めて会った私から買って頂けるなど・・・本当に感謝です!!
間もなく契約のMAさんも、6年前に、ログ購入のお客様のご紹介で1度お会いしただけで51坪のログハウス建築を請け負わせていただき、今回、2棟目のログも私に任せてくれることになりました。
公務員を辞めて10年。「ログハウスキット販売」「ログハウス建築」の商売を続けてこられたのは、ひとえに人と人との繋がりだと感じています。
これからも体力が続く限り、お客様との信頼関係を基本に、皆さんに喜んでいただけるログハウスを提供していきたいと思います。

実質2日目のKA様邸

3日目のKA様邸(野地板完了)

5日目のKA様邸(建具の取り付け完了)

本日(9月12日)朝のピーコ(得意のポーズ)

出窓の小窓にまるで「置物」