
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2011年12月31日
大晦日です!!
今年もあと数時間で終わろうとしています。
商売としてはあまり芳しくない一年でした。
原因はやはり「震災」「原発事故」「風評」ということだと思います。
ログハウスの販売・建築は55坪のS邸と10畳のミニログ販売各1棟ですが、売り上げは荷物の到着する来年に計上します。
年初よりも2割ほど円高に振れた1年でしたが、なかなか「成約」に至りませんでした。
それでも、お問い合わせは10件ほどあり、見積もりも7件ほどお出ししました。
円高よりも将来の見通しが立てにくい社会の状況が、みなさんの決断を鈍らせている様です。
ただ、一昨日、来年11月着工の1棟のお約束をいただきました。
4年ほど前に50坪のログハウスを建てていただいたMさんが、娘さんの為にもう1棟建ててくださることになりました。
土地は那須で250坪を購入済みです。
先日、見積書をお送りした山梨県のKさんも、現在、変更プランを作成中です。
那須塩原のKさんは本日付で会社を退職し、土地購入とプラン検討に集中します。
久しぶりに「わくわく」したお正月を迎えます!!
この一年も多くの皆様のご声援やご協力により、つつがなく過ごさせていただきました。
この場をお借りして、心から御礼申し上げます。

先日、完成祝いを行った相良邸(写真をスキャナーで取り込んだので少し粗い画像です)
別棟の「お風呂棟」と母屋の関係がとても素敵でしょ!!

31日の朝の散歩

31日朝のピーコ

仲良し2人組
2011年12月16日
寒いですが工事中!!
朝の気温がマイナスの日が続いています。先日は-3.5℃でこの冬一番でした。(朝7時前の気温ですから最低気温は-5度以下)
この時の室温が14度。前日の23時30分頃には石油ストーブを消しています(この時の室温は22度)ので、ログハウスの断熱性能と蓄熱性能はとても優れています。
S邸の基礎工事は12日から型枠を外し、現在休工中。電気配線(地中配線)のタイミングと合わせるため、来週中にはデッキ用のベースコンクリートと合わせて工事を再開し、年内完成を目指します。
一方、自宅わきに建設予定の母用の「はなれ」。この基礎工事を始めたのが7日。16日現在型枠と一部コンクリートを打設しました。
一気にコンクリートを打つことは困難と判断し、最低気温がマイナスにならない日を選んで工事を進めています。
在来地盤はコンクリートなので、ベースコンクリートと在来コンクリートはアンカーを打って接続しました。
ホームセンターでベニヤとセメント砂・砂利を購入し、型枠づくり・アンカーの打ちこみ・コンクリートの流し込みと「久しぶりの重労働」。
砂と砂利はあっという間に無くなりましたので、トラックで建材やさんに砂と砂利を合わせて1㎥ほど買い出しに行きました。
先日の人間ドックの結果から「肉体労働」が必要と判断し、毎日少しでも体を動かすことにを心掛けています。また、35年ぶりにテニスラケットを購入。週一回のテニスを始めようと思います。

S邸の基礎型枠が外れました。あとはログキットの到着を待ちます。

我が家のはなれの基礎工事。
2011年12月04日
明るい兆しです!!
先日、平面図をお送りいただいた山梨のKさんに見積書をお送りしたところ、翌日ご連絡をいただきました。
「いろいろ見て検討しましたが、森さんのログが気に入りました。近日中に銀行に行き融資について相談してきます」との事でした。
また、「将来はログハウスにかかわる仕事がしたい」。「地震に強い、安心の家を多くの人に提供したい」とも。
このお話を聞いていて、本当にうれしく思いました。
私の提供するログハウスは2階の根太を、交差する全てのログ壁と組み合わせているので、その強度は大変に強いものです。
強固な基礎に強靭な躯体でありながら、高気密でなく、しかし暖かい、ほとんど結露がないなど、本当に暮らしやすい「家」です。
横須賀の自宅は大和ハウスのALC壁(80mm厚)の軽量鉄骨造りですが、那須のログハウスの自宅のほうがはるかに暮らしやすい家だと実感しています。(決して、商売しているからではなく、「実感」です)
更に部材のほとんどが天然木でできているため、部材製造段階でのCO2排出は他の住宅に比べ、比較にならないほど少なく、
究極のエコ住宅だと思っています。
「メンテナンスが大変」とか「湿気の強い日本には向かない」などと言われますが、基礎を高くし、軒の出を大きくすればメンテナンスしなくても、樹齢位(80年)は十分に持ちます。(外壁は汚れますが、塗装しなくても腐りません)
建築費用も円高の今、40坪程度なら坪当たり単価55万円以下でできると思います。(キッチン・トイレ・ユニットバスなどのグレードが一般的な場合)(延べ床面積が小さいと坪当たり単価は高くなります)
東北地方の復興住宅としてログハウスは大変有効だと思います。
今しがた、埼玉にお住いのMさんからお電話をいただきました。
「来年、那須にログハウスを建てたいと思うのでよろしくね!」との事でした。
Mさんは4年前にログハウス建築をさせていただいた「お客様」です。お子さんがお二人なので、ログも2棟建ててそれぞれのお子さんに譲りたいとのお話は以前からお聞きしていましたが「来年」という、具体的なお話になりました。
S邸竣工引き渡し後あたりから、プランの検討をすることになりました。
明年はちょっと忙しくなりそうな気配です。

外側の型枠が出来ました

仲良しの2人?

かなり近い
2011年11月30日
さて、師走です!!
明日からは、いよいよ「師走」です。
いつもの事ながら「一年経つのが早い」と思うのは私だけでしょうか?
今年はなんといっても「大震災」「原発事故」が一番の関心事であり、公私ともに関わり続けてきましたが、被災者の方々が本格的な寒さが訪れる中で、「希望」をもって新しい年が迎えられるよう祈らずにはいられません。
S邸は25日に「配筋検査」が終わり、28日午前中にベースコンクリート(厚さ15cm)を施工しました。

検査中

24日に配筋完了

ベースコンクリート打設
今週中に型枠を組んで、来週早々に立ち上がり部のコンクリートを打設する予定です。
ベース部分の鉄筋はφ13mmで150mmメッシュ、立ち上がり部は縦が10mm、横は13mm主筋は19mmを使用しました。
寒さを考慮し、コンクリートは24を使用。
地盤改良したうえで、これだけの配筋ですから「万全の基礎」です!!
2011年11月21日
近況報告
先ずはS邸の報告です。地盤改良工事の強度(柱状改良材の強度)検査結果が出るのに手間どって、本日から基礎工事に入りました。
今日は、建物敷となる地盤を在来地盤から50cm掘り下げる作業をほぼ終わりました。先日打った柱状改良杭の頭と同じレベルです。
25日に保険の「基礎配筋検査」ですので、これに合わせて作業を進めます。
16日、横須賀で、ミニログの販売契約を締結しました。
20日、那須でKさん姉妹とログハウス建築の打ち合わせを行いました。(13時半から16時半)
Kさんとお会いするのは今回で4回目。
きっかけは、たまたま「パンフレットをください」と、お寄りになったことでした。
その後、お姉さま夫妻と一緒に長根尾邸、正能邸を見学。それぞれ、セルフビルドの体験談などを直接「経験者」からお聞きしました。
黒磯の購入予定地も見せていただき、私なりのアドバイスをさせていただきました。
プランも作成し、見積もりもお出ししました。Kさんは横浜の方で、ログハウス以外の話題も盛りだくさんです。
私がやらさせていただく場合は、季節の良い5月中旬着工を提案しました。
今年の早春、我が家の貸別荘に体験宿泊された山梨のKDさんから「希望の土地が手に入ったので、見積もりをお願いしたい」と、電話をいただきました。「平面と建物高さをお送りいただければお出しします!!」と、お話しました。
このところのユーロ安で、ログハウス建築に加速度がついたようです。・・・図面が届くのを楽しみにしています!
そうそう、S邸のNIINIKOSKIへの第一回目の支払いの為替レートは1EURO=106.92円でした。(銀行の送金レート)
3年前の167円と比較するとなんと60円も安いのです。8万ユーロのログハウスは480万円安く手に入るということです。
検討中の皆様!!!・・・間違いなく、今はチャンス…です!