日々の出来事を不定期で掲載しています。
2010年05月14日
ひと段落です!!
予定通り、1日に母と猫の「もも」を横須賀に送り届けました。以後10日間、横須賀の自宅の改造(10箇所の手摺取り付け・物干し場に6畳ほどのデッキ製作・外階段から玄関までのアプローチの飛び石を取り外し、コンクリート打設。外部階段2箇所に手摺取り付け・洗面所壁面に大型の棚を製作、取り付け・洗濯機、冷蔵庫の取替え・エアコン1台を交換など)と、お世話になった方達へのご挨拶など盛りだくさんのメニューをこなしました。
母にも料理を作ってもらったり、片づけをしてもらったり、我々が那須に戻った後の生活がスムースにできるように、なるべく体を動かしてもらうよう心掛けました。
4ヶ月間も病院生活を送ったわけですから、元に戻るには相当期間が必要ですが、ホームグラウンドの空気に包まれながらマイペースで現役復帰できればと思います。
那須に帰宅後も毎日電話をしていますが、とても元気そうです。
横須賀滞在中にSHOさんのログハウスはフィンランドの港を出ました。このタイミング(船荷証券の写しがFAXで送られてきます)で残金のお支払いをしていただきますが、為替レートは1EURO=122.34円。契約時の半金のレートが127.45円でしたので、SHOさんと打ち合わせをして120円でお支払いいただきました。
契約上は130円ですので、今回はSHOさんにとってかなりの為替差益が発生したことになります。船荷証券も届きましたので、通関に必要な書類を通関業の(株)石川組に送付しました。
確認通知も既に設計士の手元にあり、今週中には基礎工事に入ります。仮設電気は既に取り付けてあり、いよいよ始まりです!!
11日からミニログの作業を再開し、本日2回目の塗装と建具の塗装を終了しました。4月19日のSHOさんの荷下ろしまでには足場を外したいと思っています。
ピーコが居ついてから、10日間も留守にしたのは初めてでした。この間の餌やりはお隣のNAさんにお願いしています。「毎日、朝晩の2回食べに来て可愛かった!!と喜んでいました。
ところが11日・12日の2日間、私がいくら呼んでも肉を食べに下りてきませんでした。道を挟んだ電柱の上や倉庫の屋根には来るのですが、下りてこないのです。
妻は「巣づくりの時期に手伝いをしないで、10日間も留守にしていたからすねているのでは?」といいます。
昨日からは「機嫌」も直ったのか餌も食べ、ミニログ作業中の私を足場や倉庫の止まり木からずっと「監視」していました。
2010年05月05日
無事完了しました!!
SHOさんのログハウスは5月4日に屋根の工事が終わり、無事引渡しを完了しました。4月22日の荷下ろし以来13日間で屋根まで葺き終えた訳です。
降雨のため荷下ろしとログ材の仕分けに2日間掛かった事や雨で2日間作業が出来なかったこと。また、ルーフィング施工後、屋根やさんの都合で2日間お休みした事を考えると、この工期は出来すぎです。
その「勝因」は、作業に携わる人たちが「ログハウスが好き」な事、ログ組に慣れている事、仕事に対して「真面目」なこと、そして、皆さんの「まとまり」があることがあげられます。
私は費用が掛かっても、皆さんに無理が掛からないように重機を追加したり、水分補給用の飲み物を十分に用意したりとサポートに努めます。しかし、今日はどうしてもここまで終わらせたいという時は、皆さんに少し無理をお願いして、残業をしていただくなど、その進捗状況に応じた進行監理も行いました。
今後はSHOさんご夫妻でセルフビルドに挑戦します。お手伝いしてみたい方はお知らせ下さい!SHOさんをご紹介します。
今回の建築工事に参加していただいた、長根尾さん、加藤さん、高久工業の雅行さん、大工のカクワさんとHさん、屋根工事のHさんとその弟さん。そして施主であるSHOさん。お疲れ様でした!! ご協力ありがとうございました!!
東南側。屋根は5月3日に完了
1日から3日までSHOさんのお友達が塗装しました
南西側
北東側。5月4日16時・・・あと少しで完成です
2010年04月30日
残るは屋根工事のみ
昨日29日は時折小雨が降る天気でしたが、我々の「やる気」が勝り、野地板張りを完了。天窓4個の取り付け完了。2連窓4箇所取り付け。ルーフィング施工。と、概ね予定通りの作業をこなしました。
本日は、カクワさんと2人で、天窓の防水加工と薪ストーブ用煙突の取り付け立会い、残った大型窓1箇所の取り付けを行いました。また、小型窓8個の荷受と周辺のごみ拾いや端材の片づけを行いました。
窓の取り付けは、お受けした「作業内容」には含まれていませんでしたが、SHOさんお一人では難しいと考え、サービスで取り付けました。
屋根工事は屋根やさんの都合で5月3日から5日の3日間で行う予定です。天窓が4箇所と煙突部分があるため、予定通りいくかは微妙ですが・・・
その後は電気屋さんの出番と、UBの設置、残った窓の取り付けと続きます。そうそう、明日から施主のSHOさんのお友達が応援に来るそうで、外壁2階塗りに挑戦です。
最近のピーコは卵を抱えている為、ほとんど巣の中ですが、人の姿が見えると安心して近くの電柱や枝拾いの為飛び回ります。人の姿が見えなくなると慌てて巣に戻り、また温めています。
2日前に巣を覗いてみると、卵が1つ増えていました。同じくらいの大きさで・・・いずれにしてもオスの姿が見えませんので生れる事はないと思います・・・・残念ですが。
ピーコは私が卵の様子を見に行くと少し体を移動させて卵の様子を見せてくれます。
西側から(玄関側です)
南側から(勝手口です)窓が入りました
2個の卵を一生懸命温めているピーコです
2010年04月28日
ちょっと一休みです
昨日・本日と2日間、雨のために現場はお休みしました。
私は、マービンの窓とベルックスの天窓を受け取るため、現場で掃除をしたり、薪ストーブを置く位置を決め、垂木と根太の開口部をチェックしたりしながら荷物の到着を待ちました。
雨が降りしきる中での受け渡しですから、トラックが着くと直ぐに運転手と2人で手際よくブルーシートを広げ、荷物を包み込みました。
本日はインテグリティー5箇所分と天窓4個セットを受け取りました。
明日には天気も回復すると思いますので、朝から天窓と煙突の開口補強と残りの野地板張り、そしてルーフィング及び屋根材(アスファルトシングル)を張り始めます。
ここで少しだけ「営業活動」を行います!!
今回のログハウスは厚さ88mmx高さ155mmのラミネートログを使用しました。総延長は1350mに及びます。
面積は1階が8mx8mで64平方メートル(約19.4坪)でロフトが約12.8坪あり、合わせて約32坪です。
1階の天井は2.5mと高いですが、ロフトは一番高いところで約2.3mとかなり低めになっています。
ログ壁の最高高さは5.5m、基礎が約70cm立ち上がっていますので、GLからは約6.2mという事になります。
土台材及び大引き材は100mmx150mmのフィンランドパイン材で防腐剤を加圧注入しています。
根太は50mmx150mm、2階根太はログ材を使用します。垂木は45mmx195mmフィンランドパインです。
今回は、鼻隠しに垂木材と同じ物を使いました。この他、軒裏天井板15mmx95mm、床板28mmx95mm、天井板15mmx120mm、トリムボード21mmx120mm、巾木12mmx40mm、ログパネル18mmx160mmなどの木部材とアスファルトシングル(屋根材)建具一式、階段(組み立て式)及び45平方メートルのデッキ用部材一式(全て加圧注入加工材)で約820万円でした。
建具はアメリカマービン社製インテグリティー(窓)・天窓はデンマークVELUX社製を国内調達しました。
コンテナを1本にした為、野地板は12mmの構造用合板に、仕切り壁用の間柱はSPF2x4材を国内調達しました。その他、土台材やデッキ用部材は私のストックから回しました。(これらは全て前記の金額に含まれています)
以上、雑駁ですが今回のログハウスの説明とお値段でした!!
SHOさんは屋根完成後はセルフビルドしますので、坪単価50万円を切る金額で終の棲家?(ログハウス)を手に入れることになりそうです。
2010年04月26日
垂木掛けと野地板
今日も朝8時から7人体制で作業を行いました。
大工さん2人は垂木掛け・垂木の接続プレート付け。
長根尾さんと雅行さんは通しボルトを製作し、設置作業。
加藤さん・施主のSHOさんと私は全体のサポートと部材の移動や養生を行いました。
午前中には52本の垂木を設置し、中央に接続プレートを打ち付けます。南北の桁と母屋には壁と垂木を結ぶスライドメタルを取り付けます。更に垂木のこぐちを切り揃え、鼻隠しをセット、その先端にヌキを取り付けます。
ここまでで午後5時前。明日雨が降る予報なので、皆さんの同意を得て残業し、野地板を張り、養生用ブルーシートを屋根にかけて、午後7時、本日の作業を終了しました。
皆さん! ご協力、ありがとうございました!! 明日は1日お休みします!!
朝の内に北側の垂木掛け
午前中には南北ともに垂木が掛かりました
夕方には鼻隠しも完了しました。この後野地板を張り、10mx10mブルーシート2枚で養生しました。