
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2008年12月21日
今年も残りわずかです
あと10日で今年も終わりです。先日57歳になった事もあり「本当に1年が早い」と実感しています。何でも年をとると体内時計が狂ってくるそうな・・・・気持は若いつもりでも確実にオールドエイジに近づいています。
まあ、気持だけでも若さを保って元気に年を重ねていきたいと願っています。
先日、八ヶ岳から戻った翌日から5日ほど横須賀に戻りました。母も元気になりましたが、退院後の診察などもあり、それに合せて里帰りです。我々夫婦が戻るときには彩子も休みを取って一家4人が顔を合わせるのが恒例になっています。
「家族は一緒に暮らすのが良い」と思うひと時でもあります。
13日には那須に戻り、キャビンのお客様をお迎えします。今年、「ログキャビン彩」は頑張りました。昨年に比べても15%ほど利用率が上がり、特に11月などは例年の倍(ちょっとオーバー)。12月も週末は確実にご利用者があります。(これって、業界では当たり前?)
昨日お泊りだったNさんファミリーは今年6回目のご利用でした。備え付けの「落書き帳」には「このログハウスにとまると心が癒される。管理人のちょっとした気配りが嬉しい(主旨)」とありました。
我々夫婦にとってこのような感想を眼にしたときが一番の「幸せを感じる時」です。この商売を続けていてよかったと心から思います。
複数回ご利用いただいているお客様には、リピーター割引の特典がありますが、特にこのNさんファミリーのように、キャビンを大事に使ってくださるお客様には、感謝の気持としてイロイロなサービスをさせていただいています。
これは「決まりごと」として明示しておくものでもありませんが、何か「しなくてはいけない」(感謝の気持として)との思いの発露です。
ちなみに冬から初春は得意の「スモーク」の季節で、ハム・ベーコン・レバー、生ハムそしてチーズなどを作りますので、ご賞味いただける機会があるかもしれません。
来春ログハウスの建築を予定されている愛知県のKさんと千葉県のMさんのお二人とはこの間、メールや打ち合わせなどを行っています。
昨日、一昨日はMさんと各日4時間、計8時間の打ち合わせをしました。Mさんの建築予定地「那須ハイランド別荘地」は道路の一番低い位置から敷地の一番高い位置までの高低差が5m余りあります。
先日100本のつつじの移植作業を行いましたが、(長根尾さんを引っ張り出して(お願いして))そのほかにも大小50本ほどの木を伐採したり、40本ほどの根っこを掘り起こしたり、建設敷地を平らにしたりと、いわゆる「造成工事」が必要です。
建物の配置により、この造成工事の方法等が異なる事から、かなり詳細な地形図をご持参いただき、工事を担当する(有)高久工業のM主任の参加もえて「綿密」な打ち合わせを行いました。
道路からの進入路位置、建物位置、削った土地の法面処理、発生残土の処分方法等々。一方、プランの検討では、棟の位置・高さの変更、建具の検討、一部壁位置の変更、UB設置の詳細、浄化槽排水管の埋設の段取等など。
事前にこれほど詳細な打ち合わせをした経験はありません。ご本人曰く「性格」だそうです。私にとっては少しハードな打ち合わせですが、Mさんが人任せにせず、自分で思考を重ねて資料を作って臨むその姿勢にある種の敬意を払っています。
いずれにしても、今年の内にログプランを決定し、CAD図面作成に入りたいと思います。
一方のKさんは、ほぼプランは固まりましたが、一部変更有とのメールをいただきました。今週中には調整したいと思います。
来年は1月から充実した日々となりそうです。
看板犬のゴンと看板鳥のピーは相変わらず元気です。
ゴンは私が暇と見て、朝も夕方も1時間以上の散歩を楽しんでいます。
ピーは大空を飛び回る事はほとんど無く、ご飯だけは要求していますので、少し太り気味だと思います。

長距離のドライブはしっかりベッドをセットします。

いつもの昼寝です。

豚の細切れ肉しか食べなくなったピー

ちょっと太り気味です。
2008年12月07日
八ヶ岳の「国府田邸」に行ってきました!
かねてからご招待を受けていた八ヶ岳地域(北杜市明野)にログハウスをセルフビルドされた国府田邸にお邪魔しました。国府田さんからは6月に「完成の喜びを森さんと分かち合いたい」とのメールをいただきましたが、「期間厳守」の建築を請け負った事もあり、今日まで延び延びになっていたものです。
6日の午後4時近くに到着すると、若い女性がガーデニング衣装に身を包みなにやら作業?をしています。夕刻近くで気温もかなり下がっていましたので、「何をしているのだろうと」声を掛けると、娘さんの「あきちゃん」(失礼!、もう立派な女性ですが娘と同世代なので、つい・・・)でした。
初めてお会いしましたので、自己紹介をしていると、ベランダにお父さんが現れ久々の再会となりました。「森さんの完了検査を受けないと区切りがつかない」ということで、早速ログを隈なく拝見しました。

朝の国府田邸アプローチと完成したログハウス

西側緩傾斜地を利用した手作り庭園

南側吐き出しドア

とても素敵な薪ストーブエリア

西側吐き出しドア

2階寝室バルコニー用のドア

この窓を開けると薪ストーブエリア

随所に置かれたアンティーク品


ベランダから朝日に映える八ヶ岳連邦と南アルプス連邦(絶景です!!)
完成までのご苦労話をお聞きしながら気が付いた点などをお話しましたが、私がはじめて建てたログハウスよりはるかに良い出来でした。また、奥様がインテリアコーディネーターということもあり、ステンドグラス・カーテン・照明・アンティークの調度品や小物がセンス良く配置されていました。
暫くお話をしていると「森さんお風呂をどうぞ」と勧められるままバスルームへ。そうです、このバスルームには設計段階で何度も国府田さんご夫妻とやり取りをした思い出があるのです。
それは、バスルームに西・北2箇所の窓を付け、八ヶ岳と南アルプスの眺望を同時に楽しみたいというご要望に関するものでした。ログハウスは壁構造ですから、開口部を設ける場合には「制限」があります。また、セトリングの影響を受けやすい「ユニットバスの窓」は、できれば付けたくありません。(私の考えです)
結果、湯船から八ヶ岳が見えることで決着しましたが、まさに私がその状況にあるのです。
お風呂から出ると、ご主人が蕎麦打ちをしている最中でした。ご自分のブログ(アキちゃんの?)で「蕎麦打ちのまさ」(http://ameblo.jp/pappatalo/)のコーナーがあるくらいの腕前です。


お世辞抜きでプロ級の腕前です。 とても美味しくいただきました。燻製も目の前で揚げていただいた天ぷらもご馳走様でした。地元ワインも美味しかったです!!
今日の朝食は薪ストーブで焼いたパン。自家製洋ナシソース付きヨーグルト、自家製野菜のサラダ、自家製アップルジャム(昨晩は11時過ぎまでアキちゃんがジャム作りに精を出していました)。心温まるおもてなしに心から感謝いたします。
ログハウス販売を通じ、人の輪が広がる事を実感しますし、温かい人の心に接して大きなエネルギーをいただいていることに幸せを感じます。
国府田さんと私は同い年。これからの八ヶ岳での活動に是非ログハウスを加えていただきたいと思います。このエリアには高根のS邸、富士見のY邸、原村のK邸と合わせて4棟のログ販売実績があります。
Sさんは既に9年間この地にお住まいですし、それぞれの方達の建築に際して関わった人脈を生かし、ログ販売拠点になっていただければと期待しています。
皆さんに見送られ、朝10時過ぎに出発。中央道ー圏央道ー関越道ー北関東自動車道ーR-50号ー東北道コースで2時に那須の我が家に戻りました。
充実の2日間でした。
2008年11月21日
忙しくて幸せ!
11日:母が喘息で入院したと兄から連絡があり、急遽横須賀に戻る。(いつもは肺炎になるが、今回は早期の対応で軽傷?)
12日:ビッグサイトでジャパンホームショー見学。フィンランドとフランスののログハウスメーカーから招待状をいただいていた為、今後の事業対応を考慮してお話をお聞きしました。
13日:干し柿作り(大工の棟梁が蜂谷がきを50個持ってきてくれました。ご近所でいただいたものと併せて100個)
14日~15日:那須ハイランド別荘地のM邸建設予定地(260坪)の低木を移植。施主のMさんも参加され長根尾さんのユンボを使って2日間で約100本の山つつじを移植しました。Mさんも大活躍でした。・・お疲れ様でした!!
16・17日:貸し別荘の掃除。ベーコン作り。
18日~20日:横須賀滞在。19日の夜は市役所の仲間と久しぶりの飲み会(と言っても、5時間でグラスワインを3杯)。とても楽しいひと時でした。(母は27日に退院予定)
21日:朝は愛知県のKさんご来訪。数年前から年に1度か2度お越しいただき、ログハウス建築計画を温めてこられましたが、円高が契機となって、明春着工を決意。
昼:旅行案内のフリーペーパーに広告を掲載することにしたため、打ち合わせ。
午後:義兄(ミキさん)の友人のIさん「突然ログハウス建築を決意」し、プラン打ち合わせ。
夜:2ndと山荘のお客様応対。(山荘ご利用者が夜間ご到着の場合、山荘までご案内しています)
と言うわけで、来春4月から6月に掛けて3棟のログハウス建築をすることになりそうですので、来月からはねじり鉢巻で頑張ります!!

朝の草原での散歩

目線の先には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピーが、この後羽交い絞めに遭うピー



ボールを受け取るのがとても上手なゴンです (ボールを投げた瞬間にカメラ撮影)

お隣のロロとツーショット

ハイランドパークの紅葉

今年の赤は鮮やかでした

すずめからも慕われているピー
2008年11月08日
冬到来?
本日は北風が吹いていて、朝の気温が9度、ただ今15時の気温が11度と真冬並の寒さです。家の前の電柱に止まっているピーも毛を膨らませながら、北風と対峙しています。
外気がこれくらいになると家の中に閉じこもり、石油ストーブのとろとろした火を見ながらボーっとしているのも良いと思うのですが、性格上なかなかそれができません。
今日も朝から2時間ほど先日引き渡したMA邸の物置作りをしました。先月中には完成している予定でしたが、ついつい「本格的物置」(土台・根太・垂木・野地板・破風・鼻隠し・唐草・ルーフィング・アスファルトシングル、外壁にログパネル・室内側は全て12mmのコンパネ(キシラデコール2度塗り))になってしまいます。
あと1日で完成予定です。
昨日は早朝から那須ハイランドパーク近くのM邸建設予定地の地盤調査の立会いを行いました。
先日はMさんと一緒に高久工業さんにも現地を見てもらい、造成計画を作成しましたので、それに基づき調査を依頼したものです。
道路から一番高いところまで3.5mほどあり、建物の地盤面を決めたり、進入路の勾配、発生土砂の処分方法、つつじの移植、伐採樹木の本数などを打ち合わせしました。
発生土砂が予想外に多く、又伐採する樹木も40本を越えるなど土地造成費用がかなり嵩むため、少しでも圧縮できるようご協力したいと思います。
那須に「サンノーブルホーム」という会社があり、別荘地の販売・別荘建築などを手掛け「別荘販売日本一!」を掲げていました。しかし、10月30日突然業務を止め、現在破産手続き申請準備中との報道がありました。
那須街道沿いに本社を含め3箇所の営業所を持ち、那須全体では10箇所ぐらい営業所を有する一番大きな建築・不動産会社でした。金融不況の影響がこんな田舎にも及んできたのでしょうか。
2008年10月31日
間一髪!!
26日の日曜日、ゴンの朝の散歩は自宅前の牧草地でした。いつもの事ですが、暫くボール遊びをしていると、何処からとも無くピーがやって来て、傍の楢の木の枝にとまり二人の様子を伺っています。
ピーはゴンの遊び道具である「テニスボール」が大好きで、最近は、近くのコートからこぼれて田んぼに落ちたボールを拾ってきては、鶏の運動場のネット上に置いていきます。
ひとしきりゴンと遊んだ私は、テニスボールを右手に持ってそれを天に突き刺すように高く挙げました。こうすると、ピーが飛んできてボールを足に掴んで取っていく事はこ容易に予測していました。
予想どおり、彼(彼女?)はすぐに反応してボールを「奪い」10mほど離れた田んぼの畦に下りました。ゴンのリードは放したままですが、これまでのピーとゴンの関係から、この距離ではゴンがピーを襲う事は無い(もし追いかけても、ピーが逃げる事ができる距離)と考えていました。
と言っても、ゴンは、今自分が遊んでいたボールをピーが握り締め、毛をむしっている様を見ているわけですから「頭に来ていた!」ことはその様子からも分かりました。
私が3歩ピーに近づくとゴンも尾っぽを下げながら1m近づきます。その都度「待て!!」とゴンを制止しながら、土手を登りピーの頭を撫ぜたその瞬間、ゴンがピーに飛び掛り羽交い絞めにしたのです。
「ゴン!!待て!!!」大声で叫ぶ私。ピーは羽根を大きく広げ、そのお腹の上にゴンが覆いかぶさっている状態。私の声でゴンは攻撃?を一瞬やめたその隙にピーはゴンを睨みつけながら、舞い上がり、先ほどいた枝にとまりました。
私は、その状況から、「咬んでしまった」と思いました。とりあえずゴンを家に連れ帰り、豚の細切れ肉を持って「現場」に戻りピーを呼ぶと、何事も無かったように飛んできて、いつものように肉を平らげました。
体をくまなく観察しましたが、出血も無く、その後も近くの電柱まで飛んで行きましたので、一安心。
今度は、自宅に戻りゴンの口を検査し、血液がついていない事を確認しました。結果的に、頭にきたゴンがピーを脅かしただけで済みましたが、まさに「間一髪」。
万一噛み付いていたら、ピーを失いゴンにも何らかの影響があったと猛省しています。
昨夜、横須賀から戻り、本日、朝からピーが元気に飛び回ったり、自宅前の電線にとまり「ピーヒョロー」と鳴いているのを確認。、夕方には細切れ肉を60g美味しそうに食べました。(私達が留守の間はお隣のNさんに「鶏」と「ピー」の食事の世話をしていただいています。現在、ピーは私達夫婦とNさんの3人の手からは餌を食べます)