
日々の出来事を不定期で掲載しています。
2006年02月28日
いつ来る?「光」
田舎暮らしをしながら私のように「個人事業」をしていると、インターネットが営業における最大の「武器」です。しかしながら、那須におけるその環境は、決して「満足」のいくものではありません。
現在のフレッツISDNにするのにも随分待たされ、その後1年以上経つのにADSLも光も整備されません。「116」に電話をしても「予定に入っていません。申し訳ありません」「森様からのご要望は承りました」などと、答えはいつも同じです。
つい最近も、セキュリティーソフトの更新時期になりましたが、ダウンロードは不可能です。そのため、送料など余分な費用がかかります。また、動画は無論、写真さえ満足に送受信できない現状は大変に不満です。
現役世代が、自然豊かな那須で暮らすにはインターネット環境を整備する事はとても重要な事だと思います。
そこで、どうしたら整備ができるのか「116」で聞いて見ると・・・・「那須町には光ケーブルを通す予定はありませんが、住民の半数の署名を集めて、那須町を窓口にして提出するとその時点から、NTTとして検討を始める」といった内容の回答がありました。
「世帯の半分の確約署名」を集めて、初めて「検討」をし始めるとは、NTTも・・・・・と思いつつ、ある会合で話題にしました。すると、出席者の方から、「光の整備について、署名活動をしている人がいる」という話がありました。
それがどのように進んでいるのか本日活動をされている方を訪ねてみました。
その方のお話は概要次のようなものでした。
1、那須に光は来ていないし、予定はない。これまで商工会や町役場に要望したが実現していない。
2、湯本や横沢・黒田原などには中継局があり、ADSLが引けているが、速度はごく一部を除いて満足がいくものではない。
3、今後、ADSLが増設される予定もない。
4、このような状況の中で、たまたまある事柄をきっかけに、NTTとの交渉窓口を持つ事ができた。
5、その交渉の中で「住民アンケート」(「光」が来たら、加入しますか?といった内容)を沢山出していただける事を条件に特定の場所に光を引くよう努力するということになり、先日200名程のアンケートを取りまとめて提出した。
6、一度に那須全域というわけには行かないと思うが、森さんもアンケートを集めて交渉してはどうか。
と、初めてお会いしたにも拘らず、とても具体的に分かりやすく教えていただき、大変に感謝しています。これを元に那須全域で実現できるよう何らかの行動を起こして行きたいと思います。(昨日聞いた116の話とは違いとても具体的です)
那須町が独自の道(他市町との合併をせず)を歩むのであれば、今後の発展に不可欠なインフラ整備と考えますので、一日も早く実現できるよう関係機関等にも働きかけて行きたいと思います。
昨日、栃木ダイハツの営業の方をお呼びしました。
そうです、ついにエスティマルシーダを諦め、ESSE(ダイハツの最近発売の軽自動車)を購入する事にしました。H4年購入以来実に14年間、21万Km を超える働き者でしたが、ガソリンの高騰を始とする維持費の増加に廃車を決意しました。
まだまだ十分に走れるのですが、査定は0。車検は19年の5月まで残っていますので、もしご希望の方がいられれば差し上げます。
(ただし、これまで私がログハウスを販売またはコーディネートした方に限らせていただきます。スタッドレスタイヤ+ホイル付き)
(3月10日過ぎにはダイハツ送致しますので、それまでにご連絡下さい)
思い出がたくさん詰まった車ですので、なるべく長く使っていただけたらと思っています。
2006年02月21日
伐採に挑戦!!
2月17日にお隣のNさんの雑木を伐採しました。家に近い木は雨だれや枝が屋根に擦れるなど、何かと問題です。まして、風で倒れでもしたら家に大きなダメージを与えかねません。
そこで、長根尾さんのご協力を得て、5本ほど伐採しました。実は長根尾さん、先日インターネットのオークションで60ccを超える大型のチェーンソーを手に入れていたんです。しかも、ハスクバーナー。(これが3台目?)
「骨董品」とかで、動く状態ではなかったようですが、全てを分解組み立て、足りない部品は調達して、使用可能にしたそうです。
今回は、その試し切り。
私の周りには大きな木をチェーンソーで切り倒すワイルドな人たちが沢山居ます。トーカンのYAさんは3台(4台かな?)お持ちで、ログを建築する際は、敷地にあった全ての木をご自分で伐採しています。直径が70cmを越すような大物を2連梯子を2台繋いで枝を下ろしながら伐採したそうです。昨年11月からセルフ中のKTさんもYAさんの指導でご自分の敷地の大物を何本も切り倒しました。
那須街道沿いでセルフビルド中のTさんも杉林だった敷地の伐採に挑戦。切った木で東小屋を作りました。セルフ中のKAさんも建設用地の檜を20本ほど切り倒し、先日火入れをしたストーブの薪として使用しています。
実は私も「リョービ」製を持っていましたが、「ホビー」という感じで、樹木の伐採はしていませんでした。(倒木を片付けるためには使っていました)しかし、先日、大工さんの廃業に伴い要らなくなった道具を安く分けていただいた際、チェーンソーも譲っていただいたんです。
と、いうことで、お隣の役に立つ事ということを「名目」に伐採に挑戦したわけです。
しかし、当日は風が強く、家に近いということもあり、結局は長根尾さんのお手伝い程度でした。複数のロープを二連梯子を使って木の高い位置に掛け、家の方向に倒れないようにしてから伐採しました。
新しい(かなり古いですが)チェーンソーの威力は大変なもので、かなり太い木も軽々切り倒します。この切れ味に大満足の長根尾さんでした。
この日の「収穫」は、1.5tトラックと軽トラックいっぱいの来年用の薪でした。・・・お疲れ様でした!!
2006年02月13日
多くの出来事
2月10日の金曜日朝10時過ぎに横須賀を出て、一路那須に向いました。土曜日にログキャビンのお客様がありましたので、この日に帰る予定にはなっていました。
それと、遠方からのお客様KAご夫妻とのミーティングをセットした為です。KAさんご夫妻は昨年来何度かメールのやり取りをさせていただいており、高山のKN邸の見学もされています。昨年9月には那須の事務所まで足を運んでいただきました(丁度その日が、TV取材にぶつかり、場合によってTV出演かという状況でした)。
そのKAさんから8日に「那須に行きます」と、メールをいただきました。15時に事務所でお会いする事にしたため、遅れるわけにはいきません。
首都高の渋滞にイライラしながらも、2時を少し回った時間に到着。KAさんご夫妻も2時半過ぎにはお着きになりました。
「良さそうな土地が見つかったので、森さんに一度見ていただきたい」というお話でしたので、お話はそこそこにして、現場見学となりました。
私の事務所からは直線で1.5kmほどの小高い山全体が分譲地という物件です。南側と西側が道路という角地でほぼ山頂に位置した約300坪の土地です。若干東側に下り勾配ですが、敷地が広い為建築敷地としては問題ありません。
南側には八溝山系が見渡せる景色のよさ、北側には家が建っている為、山頂の割りに北風の影響はありません。24時間営業のスーパーマーケットまで歩いていける便利さと、定住者もかなり居る安心感など、住宅地としてはかなり良い印象を受けました。
ただし、取り付け道路から20mほど高い位置にあるため、雪が降った時の道路状況や高齢になった時の歩行に多少の心配を感じました。その旨を率直にお話しました。
将来、この地にログハウスをセルフビルドされるかもしれません。その時には協力をさせていただけるかも?
11日、喜連川でセルフビルドを楽しんでいる(?)SGさんが久しぶりにお越しになりました。2階の作業をほぼ終え、これから1階の床張り、給排水管工事を行う予定だそうです。2時間ほど珈琲をいただきながら楽しい語らいとなりました。
給湯管は銅管で接続はロウ付けですから、多少のコツが必要です。作業の際は応援に行く予定です。
この日の午後、セルフビルド中のKAさんとKUさんの現場をお尋ねしました。KAさんは既に薪ストーブの火入れを行い「快適です」とおっしゃりながら、2階の作業に取り掛かっていました。台所のタイルだけでなく、ストーブ周りのレンガ積みも大変綺麗に仕上がっていて、1階は既に「完成」状態です。
KUさんご夫妻は軒裏天井板の取り付けを行っていました。外部作業は未だ厳しい状況ですが足場の返却時期が迫っている為、高所作業は終わらせなくてはなりません。ここでの頑張りは、早期の完成につながると同時に良い思い出になることは間違いありません。
12日は午後1時から5時半過ぎまで那須でペンションを経営されているYAさんご夫妻と打ち合わせをしました。YAさんは1200坪の土地をお持ちで、先日現地の地盤高の調査とそれに伴う基礎工事の見積りを高久工業さんにお願いし、提出していました。
色々なお話の中で、ログハウス建築開始の目安を来年3月とすること。基礎工事については、道路から1mほど低い土地の地盤高の変更はせず、取り付け通路を作り、在来地盤を基準に基礎工事の見積りを再度お願いすることにしました。
基本的なプランは決っていますので、今年の秋を目途に詳細のプランを決めて行きたいと思います。25坪あまりの平屋プランですから、シルバーログビルダースの出番かもしれません。
なお、YAさんの1200坪の土地の内300坪を建築敷地として利用し、残りの900坪は一坪あたり2万5千円で譲っても良いとおっしゃっていますので、広い土地に興味がある方はご一報下さい。(分割は可能です)
なお、この土地は北側に4mの町道(約60m接道)、東側が現況2m道路に60m接道して、南に開けたほぼ平坦地です。道路を隔てた北側は牧草地が広がり那須連山が一望できる素晴らしい眺望です。町営水道の引き込みが可能です。
本日、生ハムの試食をしました。少し暖かいせいか、久しぶりにビールが飲みたくなったので、「さかな」に生ハムとなったわけです。
風乾をはじめて約3週間。熟成も進み旨味成分がかなり濃厚でとても美味しい出来です!!肉はあまり好きでない妻も「これなら喫茶店を始めたときのメニューに加えられる」と言っていました。自然の力に乾杯!!

塩加減もまあまあの生ハム

本日の那須連山

不思議な那須の雲
2006年02月08日
久しぶりのお客様
5日の朝、昨年8月に10畳ミニログをお買いいただいたKDさんご夫妻が久しぶりにお越しになりました。近くなのですが、なかなか伺う機会がなくその後が気にはなっていました。(お年賀をいただきましたのでその写真から「完成」されたとは思っていました)
かけや(木槌)やその他の貸し出し道具をお持ちいただきましたが、しばし、珈琲タイムとなりました。
「この間偶然、森さんのテレビ見たわよ!!」「私も少し別の番組に出たのよ」と、奥様。KD夫人は「押し花」の先生。那須の別荘には別棟で教室をお持ちです。奥様の出演はこのフラワーアートの関係だそうです。
ミニログはご主人のホビールームと伺っています。「完成した後も少し模様替えしたので、是非遊びに来てください」と、ご招待を頂きましたので、後日拝見しに伺う予定です。
丁度この日から横須賀に戻る予定のため、あまりゆっくりはしていただけませんでしたので、次回はじっくり出来栄えを拝見したいと思います。
4日、ログ建築の打ち合わせを継続中のSさんに「見積もり書」をお送りしました。新しいログハウスプランの価格は無論、基礎工事からお風呂やキッチン・照明器具まで含んだ完成価格でお示ししました。
EURO高で、キット価格が高め(坪単価約28万円(115mmx178mmラミネートログ:ゲーブルエンド・屋根材を含む))になったことと、敷地が平坦地でないため1.3mの基礎高(べた基礎)を確保したため、かなりの金額になりました。
と言っても、2階の壁を1m立ち上げ居住空間を確保し、2階を含む全ての壁(水周りの一部はパネル仕様)をログで組むこのタイプで坪単価約55万円。
シルバーログビルダーズ(未だ、正式発足ではありませんが、見通しが立ちました)ならではの価格だと思います。(那須地域限定)
那須でログハウス建築をご希望の方はお問い合わせください。
2006年01月29日
「ログキャビン彩」料金改定
貸し別荘「ログキャビン彩」のご利用料金を2月1日以降のご利用分から改定させていただきました。
これは、山荘の利用可能人数を10名様から6名様に変更した事に伴い、料金全体を見直しした事による改定です。「特定期間」を設け、これまでの休前日料金を若干上げさせていただく代わりに、休前日や平日は大変にご利用しやすい設定と致しました。
また、これまでの「リピーター割引」や「連泊割引」などのサービスもより充実しましたので、ご確認のうえ是非ご利用いただきますよう宜しくお願い致します。
さて、先日連絡をさせていただいたSさんご夫妻は、雪の積もる中、23日の月曜日に千葉からお越しいただきました。事務所で1時間半ほど珈琲をいただきながらお話をさせていただき、私の車で現場見学にご一緒しました。
途中、私達夫婦の友人が経営する蕎麦の「小椋」で昼食をいただきましたが、Sさんの別荘建設予定地からも近い「小椋」の蕎麦は大変気に入っていただけました。これからもごひいきに!
食事を済ませたのは2時半ころ、目指すは3棟のログが建つ「トーカン別荘地」。今月だけでも3回も訪問していますので、仕事の手を休ませないよう、ちょっとお邪魔するつもりでした。
しかし、Yさん宅では、ご自宅の外付け階段の付け替え工事が一段落したタイミングで、お言葉に甘えて、室内まで隈なく見学させていただきました。
毎度の事ながら珈琲までご馳走になり、「営業」までしていただき、もう、言葉では言い表わせない気持ちです。
建設中のKTさん邸や長根尾さんのログも見学させていただき、事務所に戻ったのが6時過ぎ。引き続き、間取りのご希望や今後の進め方について打ち合わせをさせていただき、お戻りは7時を回っていました。長時間お疲れ様でした!!
25日には高久工業のM氏と建設予定地の測量、その後3日間でプランを作成、Sさんにご提案しました。また、基礎の見積りとログプランの見積りを依頼しましたので、今週中にはトータルコストの見積りを提案できる予定です。(この記事を書いている最中にNIINIKOSKIから電話があり「見積りは明後日には出すよ。昨日は-42度だった。」などと、話をしました)
その後Sさんとはお電話で、ご自身の別荘建築に関する思いやご希望等をお聞きしました。「全部お任せではなく、関われる部分は自身を含めた家族で作業をしたい」「トータルコストは極力抑えたい」「森さんのお仲間の協力を得たログ作りを検討して欲しい」などのお話があり、私もいずれは立ち上げたい「シルバーログビルダーズ」設立のきっかけになるかもしれないとの思いを強くしています。
「シルバーログビルダーズ構想」は以前から暖めているもので、これまでセルフビルドでログハウス作りをしてきた方達の「知識と技」を生かし、これからログハウスをセルフビルド(ハーフセルフ)する人たちの「強い助っ人」として活用したいというものです。
労働に対する対価は当然いただきますが、一般のビルダーと言われる人の半額くらいの報酬(お礼?)で「知識と技」を提供できれば、施主にとってはかなりのコストダウンが見込め、一方、シルバーログビルダーも「有り余る知恵と技と力」を発揮できるとともに、多少の収入にもなるというお互いにとってのメリットが見込めます。
利益を追求する「会社」ではなく、「NPO法人」が適当と考えています。
近い将来、皆さんとご相談したいと思います。
さて、1週間塩漬けした「生ハム用の肉」は、3時間流水で塩出しした後、風乾し、24日から薫炎と風乾を繰り返しています。ある本では「1週間で食べられる」とも書いてありましたので、もう食べれるのか???
とりあえずは、出来上がった通常のボンレスハムと余り肉で作ったポークジャーキーを楽しんでいます。

風乾中のベーコンと生ハム

ポークジャーキー

牛乳から作ったバターとボンレスハム
我が家で頂く牛乳はご近所のI牧場から分けていただくもの。2Lのペットボトルに入れてもらい持って帰るとすぐに鍋に入れ、ストーブの上で80度になるまで温めます。
通常、これを冷ましていただくのですが、この際表面にできる「膜」の暑さは2mm以上。(市販の牛では考えられません)
これまでも、この膜を使ってバター作りに挑戦してきましたが、これがかなりの重労働。
美味しいと分かっていても、その手間を考えると・・・・躊躇していました。
ところが、妻が「バーミックスでできないかしら」と言いながら、実行したところ、大成功!!口の中ですっと融けるバターは経験したことのない「軽くて爽やかな」ものでした。(通常手で攪拌すると、油分と水分が分離して油分を固めたものがバターになりますが、高速回転するバーミックスでは水分を含んだまま固形化するため、とても軽い感じがするのだと思います)

2Lからこんなに沢山できました
我が家の鶏達は相変わらず毎日のように卵を産んでくれていますが、27日には3回目となる「巨大卵」を産みました。本当に働き者の7羽です。

真ん中は98gの大物(大きな黄身が2つ入っていました)
コレステロールが高めの私達なのですが、周りには美味しいものの「誘惑」が・・・・